明けましておめでとうございます。
2026年の幕開けですね。
大みそかの振り返り記事に続き、元旦は「今年の話」をしたいと思います。
投資家、そしてFIRE民にとって、お正月は単なる休日ではなく「一年の戦略を確定させる重要なタイミング」でもあります。
今回は、53歳FIRE民である私が、2026年をどう生き延び、どう資産を守っていくのか。
今回はそのあたりについて考えてみました。
今年の漢字は「守」
ズバリ、私の2026年の投資テーマは「守り」です。
現役時代は「資産を増やすこと(攻め)」が最優先でした。しかし、FIREを達成した今、最も恐れるべきは「資産が枯渇して労働市場に強制送還されること」です。
無理に資産を倍にする必要はありません。インフレに負けない程度に維持し、長く持たせる。
今年は相場が不安定になる要素を含んでいるため、派手なリターンは追わず、防御力重視の布陣を敷きます。
新NISA(360万円枠)の使い道:税制メリットによる「質」の転換
「守り」といっても、何もしないわけではありません。
非課税枠である新NISAは、資産の「質」を良くするためにフル活用します。
1. つみたて投資枠(120万円)
- 投資対象: 全世界株式のインデックス投資
- 方針: 満額(月10万円)
- 理由: ここは昨年に引き続き変更なしです。思考停止で世界経済の成長に乗ります。
2. 成長投資枠(240万円)
- 投資対象: 国内外リート、ゴールド、日本株、新興国株
- 方針: 月20万円ずつの積み立て(リバランス用)
- 理由: 毎月全体のバランスを見ながら、資産クラスを分散させます。特にゴールドやリートを組み込むことで、株式相場が崩れた時のクッション性を高める狙いです。
原資はどこから持ってくるか?
NISAの原資は、手持ちの現金に加え、「ソーシャルレンディングの償還金」を充てていきます。
上の記事に書きましたが、これまで投資してきたソーシャルレンディングの利益は「雑所得」扱いとなり、株・投資信託と損益通算できない等の税制面で不利なところがあります。
そして、今まで、この利益が毎年100万円程度あったのですが、このままでは国民健康保険料の軽減(均等割が7割軽減)の恩恵を受けることができません。
今年はこれを意図的に減らし、償還された資金から順次、非課税のNISA口座へ移していきます。
「税制で不利な資産」から「非課税の資産」への大移動。 これこそが、確実なリターンアップにつながります。
2026年の相場観:基本、当たりませんけどね(笑)
なぜ今年は「守り」なのか。その根拠は、2026年のスケジュールと過去の経験則(アノマリー)にあります。
…と言いつつ、最初に断っておきますが、素人の相場観なんて基本当たりません(笑)。
あくまで「話のネタ」として、あるいは「もしもの時の心の準備」として聞いてください。
今年の2大イベントと「アノマリー」
投資家として、一応カレンダーには以下の2つに丸を付けています。
- FRB議長人事(5月): パウエル議長の任期満了前後で、金融政策の風向きが変わるかも?
- 米国中間選挙(11月): 大統領選の中間の年に行われるアレです。
ここで超有名なアノマリーがあります。
「中間選挙の年は、前半が軟調で、選挙後に上昇する」というものです。
政治的な不透明感から、選挙の行方が見える10月頃までは株価が伸び悩み、選挙終了から年末にむけて上がる…というシナリオですね。
「冴えない前半」は買い場になるか?
このアノマリーを信じるならば、2026年の前半は「高値の株価調整局面」が入るなど、パッとしない展開になるかもしれません。
もし予想通り「前半に下落」してくれれば、それは投資する人にとって最高のバーゲンセールになります。逆に予想が外れて上がってしまえば、それはそれで資産が増えるのでOK。
「下がったら買い時、上がったらラッキー」
当たらない予想をあえてするなら、これくらいの軽いスタンスで構えておくのが、精神衛生上ちょうどいいと思っています。
「暴落時」の対応ルール
上記の通り、今年は「調整」や「下落」がある前提で構えています。
もし予想以上に相場が崩れた時のために、シンプルなルールを一つだけ決めています。
「数週間で20%以上の暴落が起きたら、手持ち資金で全力で買い増しをする」
あらかじめ「落ちたら買う」と決めておくことで、いざ暴落が来た時に「狼狽売り」ではなく「バーゲンセール」だと脳を切り替えることができます。
出口戦略:「バケツ戦略」で盤石の構え
「前半に株価修正が来て、資産が減ったら生活費はどうするの?」という疑問も上がると思います。そんな不安に対しては、古典的ですが最強の「バケツ戦略」で対抗します。
私の資産は、役割ごとに3つのバケツに分かれています。
- 短期バケツ(現金): 家族予算・生活費で約5,000万円
- 中期バケツ(債券): 70歳(年金を繰り下げでもらう)までに必要な予算
- 長期バケツ(株式など): 余裕資金で成長運用
2026年の生活費は、すべて「 短期バケツ(現金)」から取り崩します。
中期・長期のバケツには手を付ける予定はありません。
市場がどう動こうが、向こう数年〜十年以上暮らせるだけのキャッシュ(防波堤)が手元にある。
この事実があるからこそ、暴落するかも?という相場感でも、穏やかな気持ちで眺めることができます。
まとめ:退屈に耐える一年へ
2026年の私の戦略をまとめると、以下のようになります。
- テーマは「守り」。中間選挙イヤーの荒波を回避する。
- NISAは今年の枠を埋めるように投資していきます。原資は「ソーシャルレンディング」から移し替え、税効率を上げる。
- 生活費は「現金バケツ」から出し、運用資産は減らさない。
一言で言えば、「地味」ですね。
しかし、この地味で退屈な運用を淡々と続けられる人だけが、長期投資家であると信じています。
本年も、当ブログをよろしくお願いいたします。





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