日経平均5万1千円突破
本日、日経平均株価がついに5万1千円を突破しました。テンポの速い上昇相場が続いており、メディアでも連日報道されています。さすがにちょっと上昇のテンポが速すぎで、私自身は「あまり上げないで・・・」と変な考えが浮かんできます。
ところが、FIRE挑戦中の私がポートフォリオを確認したところ、日本株の部分が思ったほど伸びていないことに気づきました。「あれ、おかしいな?」と思い、詳しくポートフォリオを見直してみることにしました。
TOPIXとの乖離
私の日本株はTOPIX連動型ETF(1306)で運用していますが、どうもTOPIXが出遅れているようです。
下のチャートは、日経平均とTOPIXを並べたものです。 どうも9月頃から明らかに動きに乖離が出てきています。日経平均が力強く上昇する一方で、TOPIXの上昇は緩やかです。

さらに「NT倍率」(日経平均÷TOPIX)にも注目してみました。この指標を確認したところ、過去10年ででもかなり高い水準に達していることが判明しました。つまり、日経平均だけが異常に買われている状態のようです。

なぜTOPIXが伸びないのか?
なるほど、TOPIX連動型ETFに投資している私のポートフォリオが伸びない理由はここにあったのかと納得しました・・・・、ちょっと残念ではありますが。
日経平均は値がさ株の影響が大きい指数です。ソフトバンクグループや東京エレクトロンといった高株価銘柄が少し動くだけで、指数全体が大きく変動します。いろいろと経済ニュースをみていると現在のAIブームがこれらの銘柄を強く牽引している構造のようです。
参考:ヤフーニュース 日経平均株価、終値の史上最高値更新 5万1000円超え
一方、私の投資しているTOPIXは、業種が広く分散されています。そのため、特定のテーマだけでなく、幅広い企業の業績改善が必要になります。AI関連以外の企業が横ばいなら、TOPIX全体の上昇も限定的になってしまうわけです。
TOPIXはどう動く?
このままNT倍率が高止まりするのは歴史的に見ても不自然です。どこかで修正が入るはずだと考えています。現在のAIブームのバブルがはじけ日経平均が調整するのか、それともTOPIXが追い上げるのかは読めませんが・・・・。
ただ、TOPIXにも投資環境が悪いわけでもないようで
・TOPIXのEPS成長率予想は14%と堅調
・円安進行による輸出企業の業績改善も期待できそう
・AI以外の自動車、電子部品、小売などの決算が好調ならば、TOPIXにも資金が流れそう。
まとめ
AI偏重の相場から、より広範な業種への資金シフトが起きるかどうか。それとも日経平均が調整局面に入るのか。いずれにしても、今は相場の転換点かもしれません。
ポートフォリオの成長が鈍いのは少し残念ですが、FIRE民としては長期投資家の視点をもって「割安なうちに仕込めている」とポジティブに捉えることとし、市場の動向を温かく見守っていきたいと思います。



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