【大失敗】53歳FIREで「120万円」捨ててしまった話。

退職の後悔 FIRE準備・実行

10月末、長年勤めた大企業を円満退社いたしました。周囲の方々にも温かく送り出していただき、新しい人生への第一歩を踏み出せたことに感謝しております。

しかしながら、今になって猛烈に後悔していることがあります。

退職後、落ち着いて考えてみたところ、私の判断ミスにより約120万円もの損失を出してしまったのです。その内訳は、消化しきれなかった有給休暇の相当額約20万円と、わずかな期間の差で受け取れなかった冬のボーナス約100万円です。

原因は、私自身の「詰めの甘いスケジュール管理」と、退職が決まったことによる「謎の余裕」でした。これから早期退職やFIREを目指される方々に、私と同じ失敗をしていただきたくないという思いから、この経験を共有させていただきます。

  

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私の退職プラン

勤務先は、長年お世話になった大企業です。退職にあたり、以下のようなスケジュールを考えておりました。

  • 4月頃:上司に「9月末(上期終了)を区切りに退職したい」とお伝えする
  • 私の計画:9月末まで通常通り勤務し、10月は丸々「有給休暇消化(約30日分)」にあて、10月末付けで退職する
  • 総務への届出:早い段階で「10月31日退職」として提出

一見、何の問題もないように思えるスケジュールでした。9月末まできちんと引き継ぎを完了し、10月は有給を消化して、気持ちよく退職する。理想的な計画だと自分では思っておりました。

  

失敗①:周囲への伝え方を間違えてしまいました

ミスの発端

同僚や関係部署の方々に挨拶回りをする際、私は「10月末で退職いたします」とお伝えしてしまいました。

本来であれば、「9月末が最終出社日で、10月は不在となります」と明確にお伝えすべきだったのです。

「いい人」でいようとしすぎた結果

この曖昧な伝え方が、思わぬ事態を招きました。

「10月末まで在籍されるなら」ということで、10月の会議や打ち合わせの予定を入れられてしまったのです。そして、退職が決まったことによる開放感からか、「最後ですし、このくらいはお付き合いしましょう」と、つい快諾してしまいました。

立つ鳥跡を濁さず、という気持ちと、これまでお世話になった方々への恩返しという思いから、断ることができなかったのです。

結果として

気がつけば、10月も何度か出社したり、リモート会議に参加したりしてしまい、有給休暇が12日ぐらい残ってしまいました

我が社では退職時の有給買取制度とかもないため、この残存分は事実上の権利放棄となってしまいました。だいたい給与として20万円ぐらいの損失です。

有給休暇を使い切れなかったのは、完全に私自身の甘さが原因です。

  

失敗②:ボーナス支給を逃してしまいました

最大の後悔

さらに大きな問題に気づきました。

もし、余った有給休暇12日分をきちんと消化していれば、退職日は「11月中旬」になっていたはずです。そして、ここからが本当に悔やまれるのですが……

もし11月中旬まで在籍するのであれば、あと2週間ほど退職日を後ろ倒しにして「12月1日」を退職日にしていれば、会社の規定により冬のボーナス(約100万円)が満額支給されていた可能性が高いのです。

冷静な計算

  • 余った有給12日分を消化していれば:退職日は11月中旬
  • そこからあと2週間程度の有給を追加で取得していれば:退職日は12月1日以降
  • 12月1日まで在籍していれば:冬のボーナス支給対象

つまり、合計約120万円(有給相当額20万円+ボーナス100万円)を、スケジュール管理のミスで失ってしまったことになります。

「10月末」というキリの良さにこだわり、ボーナスの支給要件を十分に確認しなかった結果です。確かに資産には余裕がありますが、この事実はさすがに受け入れがたく、夜な夜な後悔しております。

  

これから退職される方へ:私からの教訓

私の失敗から、ぜひ学んでいただきたいことがあります。

1. 「退職日」ではなく「最終出社日」を明確に伝える

「○月末で退職します」という伝え方は曖昧です。相手は「その日まで働いてくれる」と解釈してしまいます。

「○月○日が最終出社日で、その後は有給休暇に入ります。退職日は○月○日です」と、きちんと区別してお伝えすべきでした。

2. ボーナス支給要件を事前に綿密に確認する

これは本当に大切です。

  • ボーナスの支給基準日はいつか
  • 在籍していなければならない期間は
  • 有給休暇消化中も「在籍」扱いになるか

人事部や総務部に、遠慮せずにしっかり確認することをお勧めします。私のように「まあ、いいか」という安易な判断は、取り返しのつかない損失につながります。

3. 「退職ハイ」での安請け合いは避ける

退職が決まると、不思議と気持ちが軽くなり、つい寛容になってしまいます。

「立つ鳥跡を濁さず」は大切な美徳ですが、それは自分の正当な権利を犠牲にすることではありません。有給休暇は労働者の権利ですし、きちんと消化することに後ろめたさを感じる必要はないのです。

もっと毅然とした態度で、自分の権利を守るべきでした。

  

おわりに

幸いにも、円満に退職することができ、周囲の方々との関係も良好なまま会社を後にすることができました。その点では満足しております。

ただ、この「120万円」という高い授業料は、私にとって大きな教訓となりました。

これから早期退職やFIREを目指される方々には、ぜひ私の失敗を反面教師としていただき、しっかりとした準備と確認を行っていただきたいと思います。

金銭的な損失は痛いものですが、それ以上に「もっと慎重に行動すればよかった」という後悔の念が強く残っております。

皆様が、私のような失敗をせず、スムーズな退職とその後の人生を送られることを心より願っております。


早期リタイア(FIRE)時に考えることを以下の記事にまとめました。ぜひ参考にしてください


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【この記事を書いた人:モンチ】
資産2億でFIRE達成。投資歴25年の元サラリーマン投資家です。
インデックス投資で資産を作り、現在は「社債」で守りを固めています。

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