著者:モンチ(投資歴25年・運用資産2億円/インデックス×社債で完全FIRE)
「FIREを達成したら、毎日何をして過ごすんですか?」「一人の時間が増えて、孤独にならないですか?」——こうした質問をいただくことがよくあります。
先日こちらのブログでも告知させていただいた通り、実は昨日、9月13日(日)に開催された「文学フリマ大阪14」へ、私が所属するコミュニティ「FIRE研究所」のブースの一員として、実際に出展してきました。
結論から言うと、それは予想を遥かに超える「大人の文化祭」であり、手売りで稼いだわずかな売上から、何百万もの運用益とは違う「お金の本当の価値」を再発見する最高の一日となりました。
今回は、ブログやXで発信を続けてきた50代FIRE民が「文学フリマ大阪」に突撃して感じた、熱気と感動の実録レポートをお届けします。
【FIRE後の孤独対策】理系50代おやじが「文学フリマ大阪」に初出展した理由
正直に告白すると、私はこれまでの人生で文学とはまったく無縁の、ゴリゴリの理系人間です。「文学フリマ」というイベントの存在自体、つい最近まで知りませんでした。
そんな私が出展を決めたきっかけは、「大阪でのオフ会のようなノリで参加した」というのが正直なところです。FIRE研究所の仲間から「ブースを出したいので、仲間を募集しています」という話があがり、深く考えるより先に「面白そうだからやってみよう」という好奇心が勝ってしまいました。
出版経験といえば、オンラインコミュニティの共著として執筆したことはあるものの、自分名義の本はゼロ。「売りに出す本がない……」と不安に思っていたところ、メンバーからコピー機で作る手作り本という手段があることを教えてもらい、直前になって急遽、A5・16ページのコピー本を作ることにしました。
タイトルは『2億円あっても、話し相手は妻だけだった。』。

印刷、折り、綴じ加工まで、丸1日がかりで25冊をすべて手作りしました。慣れない作業に悪戦苦闘しながらも、こういう泥臭い準備込みで「文化祭の前日」のようなワクワク感があったのを覚えています。
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文学イベントで「FIRE」は浮く?会場の熱気と投資への意外な関心
いよいよイベント当日。会場のインテックス大阪へ向かいました。
内心、「12時スタートなら、その時間に行けばすぐに入れるだろう」と高を括っていたのですが、実際には入場までに15分ほどの待ち時間が発生しており、心底驚かされました。一般枠の来場者として入場ゲートに並びながら、その凄まじい熱気に圧倒されました。1,500以上のブースがひしめき合い、自作の作品を売る人と買う人が交差する空間は、まさにエネルギーの塊です。
ただ、ここで一つの不安がありました。 「純粋な文学イベントに、投資やFIREの話なんて浮いてしまうのではないか?」という懸念です。
しかし、その心配は杞憂に終わりました。 意外にもブースの前で足を止め、「FIREに興味があります」と話しかけてくださる方が多かったのです。そうした方々と直接お話しするのは本当に面白く、一期一会ではありながらも、心温まるつながりを感じることができました。

FIRE後の「やること」はこれ!読者とのリアルな出会いと「大人の文化祭」
私は15時から17時までブースの店番を担当しました。 FIRE研究所の仲間と一緒に出展したため、まるで学生時代の文化祭で売り子をしているような高揚感があり、心から楽しめたというのが一番の感想です。
そして、さらに驚きと喜びがあったのは、このブログの読者との直接の出会いです。
なんと当日は、わざわざブログの読者の方が3名も遊びに来てくれたのです。
「ブログ読んでます」と声をかけていただいた瞬間、照れくささもありましたが、何より発信を続けてきて本当に良かったと胸が熱くなりました。普段は画面越しにしか見えない「PV数」という数字が、リアルな温度を持った人間に変わった瞬間でした。
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【収支公開】売上2,200円と物々交換。2億円の運用益とは違う「お金の価値」
さて、今回の私の「手作り本ビジネス」の収支結果です。
- 販売数:25冊中11冊(1冊200円)
- 売上:2,200円
- 経費:紙代約400円(表紙は少し良い紙を使用)+ インク代数百円 = 原価約500〜600円
※出店費用(約15,000円)などの必要経費はコミュニティ持ち
利益として残ったのは、わずか1,500円程度。人件費を考えると完全に赤字ですね。 でも、2、3冊でも売れれば御の字だと思っていたので、まさか11冊も購入していただけるとは、正直なところ驚きを隠せませんでした。
見ず知らずの人が私の作った本に価値を感じ、財布から200円を取り出して手渡してくれる。その重みと温かさは、ネット証券の画面に表示されるデジタルな数字とは全く次元の違うものです。
そして、こうして得た11冊分・2,200円の売上を使って、私はコミュニティ仲間が出版した本を1冊購入したのです。
それは、自身が編集長を務めた『FIRE1年目の教科書』です。
この本、私が編集長を務めたのでデータは持っていますが、実際に製本されたものを見たら感動してしまい、1冊買いました(2,000円)。まるで物々交換のような、不思議で温かい気持ちになりました。

ちなみに残った14冊の私の本は、今度東京のイベントに出展するコミュニティメンバーに託しました。私の分身が、また別の場所で誰かの手に渡るかもしれないと思うとワクワクします。
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さいごに
今回の文学フリマ初出展の振り返りです。
- オフ会ノリで手作りしたコピー本が、まさかの11冊も売れた
- 会場の熱気は凄まじく、FIREに興味を持ってくれる人との一期一会があった
- ブログ読者3名が会いに来てくれ、仲間との「大人の文化祭」を大満喫した
- 売上2,200円で仲間の本を買う「物々交換」に、運用益とは違う感動を覚えた
完全FIREを達成したあと、人生は長いです。 お金を減らさないための「守りの運用」はもちろん最重要ですが、FIREとは「お金を貯めて部屋で孤立するためのもの」ではありません。今回のような小さな挑戦や、利害関係のない仲間との交流を楽しむための「自由へのパスポート」なのだと、改めて実感しました。
当日、暑い中わざわざ会場に足を運んでくださった読者の皆様、本当にありがとうございました。もし今後のイベントでお会いする機会があれば、ぜひまた気軽に「ブログ見てます」と声をかけてくださいね!





コメント
文学フリマ楽しかったですね!
タイトルの2億がインパクトあって引きが良かったですね。さすがモンチさん。