以前の記事で、FIRE後の「孤独対策」として私が参加している無料コミュニティ「FIRE研究所」をご紹介しました。
先日、そのFIRE研究所の管理人さんが名古屋で開催されるオフ会に参加されるという情報を聞きつけました。管理人さんから「モンチさん、大阪から近いし、FIREして時間あるでしょ? ぜひ来てよ!」とお誘いいただき、昨日は丸一日かけて名古屋へ遠征してきました。
参加者は管理人さん、私、すでにFIREされている方、これからFIREを目指す方の計4名。休日の居酒屋で、なんと4時間半も語り明かしました(笑)。
今回はそのオフ会で飛び出した話の中から、FIREを目指す方や退職後の生き方に悩む方にとって参考になりそうなエピソードをピックアップして記事にします。
完全リタイアだけが正解じゃない?生き生きと働く「サイドFIRE」の幸福なリアル
私はこれまで当ブログで、「お金の目処が立ったなら、早く会社を辞めて自分の自由な時間を生きた方がいい」という、「退職ありきのFIRE」をおすすめしてきました。
私自身は長年会社に勤めて少し疲れているため、「今さらもう働けない」というのが本音であり、完全FIREが正解だと今でも思っています。
しかし、今回の4時間半のオフ会を通して、それ以外の価値観もあるかもしれないと感じるようになりました。
「自分のペースで仕事をしている方々が、驚くほど生き生きとしている」—そんな話を聞いたからです。
楽しそうな仕事なら0円でも受ける!元広告代理店役員の贅沢な労働観
例えば、大企業の役員を退任してFIREされた方のエピソードは、非常に印象的でした。その方は現在も知人からさまざまな仕事の依頼が来るそうですが、受ける基準はお金ではないとのこと。
「楽しそうな仕事なら0円でも受ける。楽しくないなら高額でも受けない」
完全に自分の意志で仕事をコントロールされているとのことです。
お金に縛られないからこそできる、究極の「仕事の断捨離」ではないでしょうか。
労働の主導権を完全に自分が握っているその姿勢は、あるべきFIREの成功例だと思いました。
自分の予定で海に出る。自給自足系FIREの釣り船運営
別の話のお話ですが、自給自足系のFIREを実践されている方のお話です。 その方はご自身で船を出して海釣りをされているのですが、なんと「自分の都合の良い日」だけ釣り船を開業・運営しているとのこと。
お客様の予約でスケジュールを埋めるのではなく、やりたいときに仕事することが優先。自分の人生のスケジュールに、無理のない範囲で仕事を組み込んでいるのです。まさにストレスフリーな働き方の実例だと思いました。
会社を辞めて「本当の才能」が開花した管理人さん
そして、FIRE研究所の管理人さん自身のエピソードも衝撃的でした。
管理人さんは会社を辞めた後にこのコミュニティを立ち上げ、そこで初めて「自分にはコミュニティ運営の適性がある」と気づいたそうです。今が最高に楽しく、結果としてコミュニティを法人化するまでに至ってます。
私自身、会社員のレールに乗って年を重ねてきた世代です。サイドFIREを考えるとき、どうしても会社員時代のスキルの延長で考えてしまいがち。しかし、環境を変えれば50代からでも全く新しい才能が見つかることがある——そんな希望をもらえた気がしました。
これらの話を聞いて、私はこう思いました。
経済的自立なき「嫌々働くサイドFIRE」は辛いだけです。しかし、十分な資金があった上で行う「好きな仕事だけをやるサイドFIRE」こそ、FIREの理想形であり、最も幸福度が高いのではないか——そう感じたのです。
私自身はもう働く気力はありませんが(笑)、「完全リタイアだけが正解ではない」という大きな気づきを得た1日でした。
普段は聞けない生の声!FIRE後の孤独対策「コミュニティ運営」の裏側と私の挫折
さて、居酒屋ではさらに深い話へと進みました。 実は以前、当ブログのコメント欄で読者の方から「このブログでコミュニティを作ってほしい」という温かいご提案をいただいていました。
すぐには実現できないかもしれませんが、実は裏でこっそりDiscordのサーバー立ち上げや仕組みづくりを勉強していました。しかし今回、管理人さんから「コミュニティ運営のリアルな裏側」を直接伺って、その考えは甘かったようです。
多くの人が集まる場所で「健全性」や「楽しめる環境」を保つためには、表には見えない凄まじい労力と配慮が必要です。トラブルの芽を摘み、参加者が気持ちよく過ごせるよう気を配る。その仕事量は、私が想像していた「ある程度こういう風にやればいいだろう」というレベルの3倍以上の努力が必要だったみたいです。
何かコミュニテイー運営で参考にできることがないかと思ってましたが、
「私にコミュニティ主催は絶対に無理だ」
と悟りました。
片手間でやってしまえば、せっかく集まってくれたメンバーを不快にさせるか、私のメンタルが削られてしまうのが目に見えています。というわけで、「コミュニティ計画」は、そっとお蔵入りにすることにします。
さいごに:ブログを通じて繋がる嬉しいご縁
コミュニティの主催は諦めた私ですが、最後にとても嬉しいお話を聞くことができました。
5月1日の記事でFIRE研究所の新規募集をご紹介したところ、今回の募集で新たに加入された方のうち、なんと2名が当ブログをきっかけに加入してくださったと、管理人さんから教えていただきました。
私の発信が、ブログを読んでくださっている誰かの「孤独対策」や「新しい居場所づくり」のきっかけになれたこと。そして、このブログを通じて少しずつ温かいつながりが増えていること——それが何よりも嬉しかったです。
▼参考記事



コメント
遠征お疲れ様です。
長時間の居酒屋って…、私なら酔いつぶれてしまいそうです。
皆さん上品に、アルコールは控えめで議論に集中していたのでしょうか?
私も働こうという気はゼロに近いですね。
FIを達成してREしたのに、何をいまさらって感じです。
実際に退職直後、フルタイムの仕事の打診があったのですが即お断りしました。
仕事っぽいこともパスですね。
コミュニティを立ち上げようとする気力があるだけですごいです。
基本的に自分と家族のためだけに生きようと思っています。
とは言え、魚を釣ったり、庭で野菜を育てたりは楽しいかもとは思いますが。
へなちょこFさん、コメントありがとうございます!
長時間の居酒屋でしたが、私もかなり飲んでいたかもしれません(笑)。
話が尽きず、気づけばあっという間に4時間半が過ぎていました。
また、退職直後にフルタイムの打診をその場でお断りになったとのこと、ご自身の軸がまったくブレていなくて頼もしいですね。私ももう働く気力は残っていません(笑)。
FIREはあくまで手段であって、目的は幸せになることだと思います。「自分と家族のためだけに生きる」というブレない軸をお持ちなのは、本当に素晴らしいと思います!