著者:モンチ(投資歴25年・運用資産2億円/インデックス×社債で完全FIRE)
今年のシルバーウィークが始まりましたね。木曜日と金曜日に有給休暇を入れると最大9連休になる方もいらっしゃるようで、日々お仕事を頑張っているサラリーマンの皆様、本当にお疲れ様です。
とはいえ、今年は台風の接近や秋雨前線の影響もあり、「せっかくの連休だけど、混雑や悪天候を避けて家で暇を持て余している……」という同世代の方も多いのではないでしょうか。
「せっかくの休みなのに、ダラダラ過ごして終わってしまった」と後悔するのは、少しもったいないです。実は、世間が休んでいて時間がたっぷりある時こそ、腰を据えて「ライフプラン表の見直し」や「ポートフォリオのチェック」を行うのが、最も有意義で将来の安心に繋がる過ごし方だと思います。
この記事では、28年間のサラリーマン生活を経て、53歳で完全FIREを達成した私が、まとまった休みに行っている「資産・家計の総点検」の具体的な方法をご紹介します。連休の暇つぶしとして、ぜひご自身の「お金の現在地」を確認してみてください。
シルバーウィーク、世間のみんなは何をしてる?調べてみた結果
本日、日課の散歩に行ってきました。海岸沿いでショッピングモールもあり、観光客もたくさん訪れるスポットの周辺を通るコースです。土日は人が多いのですが、今日はいつもの週末以上の人出でした。「何かイベントでもあるのかな?」と調べてみて、23日(水)までの5連休、シルバーウィークだと初めて気がつきました(笑)。
そこで、世間のみなさんはどう過ごすのか調べてみました。
いこーよ総研(アクトインディ)が2026年8月に実施した、子どものいる家庭向けの調査では、66%が「出かける予定あり」と回答しています。内訳は日帰りが41%で最多で、宿泊を伴う予定がある家庭は約4人に1人でした。一方で、34%は「出かける予定はない」と答えており、家でゆっくり過ごす家庭も3割を超えています。また、お出かけの予算が例年より増えるという家庭が約半数(47%)に上るのも印象的です。
※参考: いこーよ総研|今年のシルバーウィークは大型5連休! 家族の6割超が「お出かけ予定あり」 ピークは9/21敬老の日
あくまで子育て世帯の調査ですが、5連休でも身近な日帰りのお出かけが中心、というのが主流のようです。
天気については、連休前半は関東や東北を中心に台風25号や秋雨前線の影響で雨や風が強まる可能性があり、後半は次第に回復する見込みと予報しています。
私FIRE民は暇。サラリーマンの連休とオンオフの境界線
こうして世間の連休に全く気づかなかった自分に驚きつつ、少し懐かしい感情もありました。
サラリーマン時代は、連休などがあると、休みの前の日はウキウキして、色々計画をしたものです。「明日は昼まで寝てやろう」とか「あそこに遊びに行こう」など、あの金曜日の夜の解放感は格別でした。もちろん、連休最終日の憂鬱もセットでしたが(笑)。
しかし、いざFIREすると毎日が休みなのでオンオフの切り替えがあいまいになるのが現実です。月曜日だろうが日曜日だろうが、私にとっては「ただの1日」であり、祝日の感覚は驚くほど薄れてしまいます。今日のように異常な混雑を見て、ようやくカレンダーの休日の文字に気づく始末です。
毎日が自由なのは確かに素晴らしいことですが、「休みの特別感」という点では少し寂しい気もします。そういう意味では、サラリーマンの方が持っている「休みのメリハリ」は、それはそれで素晴らしいものだとしみじみ感じます。
ちなみに、この「毎日が休み」の時間をどう使うかは、FIRE後の大きなテーマです。私は「健康・創造性・繋がり・貢献」の4つの視点(HC3メソッド)で、日常をデザインするようにしています。
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さて、台風や混雑を避けて家にいるなら、この時間を自分の未来のために少しだけ使うのもありかもしれません。
まぁ、シルバーウイークにやる必要はないのですが、時間がかかる作業なので、連続した休みにこそ、腰を据えてFIRE計画を見直してみるのもおすすめなのです。特に投資や家計の管理は、忙しい平日の夜にやろうとすると疲れて判断を誤りがちです。
参考までに、私の普段の資産管理ルーティンは以下の通りです。
- 週末:家計簿と資産管理ソフトへデータを入力して残高の漏れをチェック。
- 月1回:ポートフォリオを確認し、必要ならリバランス(売買)を行う。
- 年1回(年末年始):1年の締めとしてライフプラン表を最新の数字に更新する。
この中から、まとまった休みだからこそじっくり取り組める3つのステップをご紹介します。
① まずは現状把握:家計簿ソフトとポートフォリオのズレを確認する
まずは、現状の立ち位置を正確に把握する作業です。
私の場合、日々の支出は「GnuCash(無料の家計簿ソフト)」に入力し、週末に財布の中身、QR決済の残高、銀行口座や証券口座のデータと突き合わせて「残高にズレがないか」をチェックしています。
ズレがあれば、入力漏れかもしれません。平日は後回しにしがちなこの作業も、連休ならじっくり原因を探せます。最悪、残高が合わない場合は、「不明金」という項目で登録するようにしています。
次にポートフォリオを見て、株式・債券・現金の比率が大きくズレていないかをチェックします。毎日チャートに張り付く必要はありませんし、派手な売買もおすすめしません。あくまで「現在地の確認」であり、少しずれていれば軌道修正するといった感じになります。
② FIREの成否を分ける:連休の時間をフル活用した「ライフプラン表」の更新
現状の資産が把握できたら、次は未来のシミュレーションです。
本来は年末年始などに1年を振り返りながら行う時間がかかる作業ですが、時間を持て余している連休に前倒しでやってしまうのもおすすめです。
私はWEBサービスを使って、自分と妻の年齢を「100歳」まで伸ばしたライフプラン表を作成しています。ここに、この1年の実際の収支や想定外の出費、物価の変化を反映し、FIRE計画が予定通りかを確認します。
数字を最新にすると、「思ったより余裕がある」のか「少し引き締めたほうがよさそう」なのかが見えてきます。早めに気づけば、軌道修正もしやすくなります。まだ作ったことがない方は、表計算ソフトや無料のシミュレーターで、大まかなものでもいいのでスタートすることをおすすめします。
ちなみに、私のおすすめソフトは、「Financial Teacher(無料で全機能が使えるライフプランシミュレーター)」です。
③ 平時こそ備えよ:「暴落時の売却ルール」の策定
もう一つおすすめしたいのが、「もし〇〇ショックが来たらどうするか」の作戦づくりです。国内の株式市場は連休中お休みですし(海外市場は動いていますが)、少なくとも今は暴落の真っ只中ではありません。冷静に考えられる、貴重なタイミングです。
いざ暴落が始まると、人間のメンタルは必ずパニックになります。「もっと下がる前に売らなきゃ!」と狼狽売りをしてしまい、結局市場から退場してしまう……。ITバブル崩壊やリーマンショックを経験した私だからこそ、投資で一番大事なのは「メンタルを保つこと」、つまり市場から退場しないことだと痛感しています。
だからこそ、暇な連休中にルールを決めておくのが最強の防御になると思います。たとえば「暴落しても長期用の株式には手をつけず、生活費は現金や債券から出す」といった決め事です。
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私の場合は、「売却の優先順位」をうルールにまとめています。具体的な手順や、上げ相場・下げ相場でのシミュレーションは、こちらの記事で解説しています。
さいごに
今回の記事のポイントをまとめます。
- 今年のシルバーウィークは混雑や天候の影響で、家で過ごす人が多い。
- FIRE民の休日はメリハリがないが、サラリーマンの連休前のウキウキ感は尊いもの。
- やることがない休日は、ライフプランの更新や「暴落時のルール作り」に充てるのがベスト。
せっかくの連休、数時間だけでもお金の不安を整理する時間にあててみてください。そうすれば、連休明けの憂鬱な仕事にも、少しだけスッキリした気持ちで向かえるはずです。「自分の人生の手綱を、自分で握っている」という感覚が、何よりのメンタル防衛になります。
それでも連休最終日の憂鬱が押し寄せてくる方は、私が現役時代に実践した「リハビリ・流し期間」や起床時間の死守など、乗り切り方をまとめた記事も参考にしてみてください。
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PS
皆さんはこの連休、どんな風に家で過ごしていますか?もしよければ、ライフプラン表を作ってみた感想などもコメント欄で教えてください!






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