こんばんは。53歳で28年勤めた大企業を退職し、昨年11月に資産約2億円で完全FIREを達成したモンチです。
先日、失業保険を受給するための「求職活動実績」を作るべく、ハローワークのセミナーに参加してきました。
そこで自分の30年にわたるキャリアを棚卸ししたのですが……会社員時代の「ある特権」の凄さと、FIRE後の「大人の学び直し」について深く考えさせられる出来事がありました。
今回は、私の少しゆるいハローワーク体験談をもとに、FIREを目指すなら絶対に知っておきたい「会社員時代に会社の経費で資格を取り尽くす」という最強の立ち回りについて記事にしました。
現在、日々の業務や人間関係に疲弊し「早く会社を辞めたい」と悩んでいる40代〜50代の方にとって、今の環境を逆手にとってFIREの土台を作るためのヒントになればうれしいです。
ハローワークは町中華ついで!? FIRE達成おやじの求職活動実績づくり
私たちFIRE民の最大の武器、それは圧倒的な「時間」と「心の余裕」です。
すでに生活基盤となる資産を構築しているため、「早く次の仕事を見つけなければ生活できない!」という焦りが一切ありません。
資産2.3億円でも失業保険を受給!FIRE後の「手取り最大化」戦略
「2億円以上も資産があるのに失業保険をもらうの?」と思われるかもしれませんね。確かに少し後ろめたい気持ちがないわけではありません。
しかし、そこは「ルールはルール」です。長年給与から天引きされ、しっかり納めてきた雇用保険ですから、制度として頂けるものはきっちり受け取り、税金や社会保険料を含めた「手取りを最大化」させてもらうスタンスです。
ただ、焦りがない分、ハローワークへ行くのもどこか小旅行気分です。以前の記事でも書いたように、無理なく実績を作っていきたいと考えています。
今回の訪問も、私の中での裏テーマは「ハローワーク近くにある、気になっていた町中華屋さんで昼ご飯を食べること」でした(笑)。美味しい昼飯を堪能した帰りに、腹ごなしのついでにふらっとセミナーを受けてきた、というのが正直なところです。
求人倍率0.3倍の現実。FIRE民の「ゆるい再就職」は意外と厳しい
さて、参加した「職歴の書き方講座」のセミナーですが、20名ほどの定員でほぼ満員。私のような50代のおやじは他に2〜3名ほどしかいませんでした。
驚いたのは、参加者の皆さんの「真剣さ」です。会社員時代の社内研修では、必ずと言っていいほど後ろの席で舟を漕いで寝ている人がいましたよね(笑)。しかし、このセミナーでは皆さん必死に聞いていました。そんな真面目な空間にいると、完全に「アウェー」な空気を感じました。
とはいえ、私も社会との繋がりを完全に絶ちたいわけではなく、給料が安くてもやりがいのある「ゆるい仕事」があればやってみたいという思いはあります。
しかし、現実はそう甘くないようです。ハローワークで説明があったのですが、大阪府の有効求人倍率は1.1倍ぐらいとのことです。しかも、警備員や介護など体力的にきつい仕事は3~5倍もの求人があるのに対し、私が希望するような事務職など「ゆるい職種」はたったの0.5倍以下。
FIRE民が「ゆるく社会と繋がりたい」と思っても、その門は意外と狭いのが現実のようです。
※参考:職業別求人賃金と求職者希望賃金の状況 大阪労働局
30年の会社員生活を棚卸し!セミナーで見つけた「学ぶ楽しさ」と自腹の失敗談
今回のセミナーは、職歴を書くためのノウハウを学ぶものでした。
その過程で自分の過去のキャリアを棚卸しすることになりますが、いざ振り返ってみると、本当に色々なことをやってきたと感じました。
入社時は研究職として配属されましたが、実態は技術開発のような部門で、新しい装置のソフトウェア側の担当でした。私は根っからの理系で新しいもの好きだったので、最新技術に触れられる環境は刺激的でした。
当時は自腹で専門書籍を何冊も買い込み、休日も潰して勉強に没頭していました。今思えば、専門書って結構高かったので、会社の経費で落とせたかもしれないのに……完全に若気の至りですね(笑)。
それに、個人的に面白くて勝手に休日に勉強していましたが、あれを就業時間内にやっていれば、きっちり残業代すらもらえたかもしれません。当時の先輩からは「お前は完全に会社の犬だな」とよくからかわれたものです。
でも、当時は色々なことを学べるのがただただ面白かったなぁと気づきました。
振り返ってみて、私は「学ぶこと」自体が好きだったんだな、と再確認しました。
会社員は「学びのスポンサー」!FIRE前に資格取得・研修制度を使い倒すべし
今回のセミナーでは、職務経歴書に記載する「自己PR」や「強み」を深掘りする内容があったのですが、それを聞いて、「会社のお金で資格を取ったなー」ということを思い出しました。
私は、実際にモノを売り込むときに建築現場に立ち会うことがありました。そこで最低限の知識レベルを合わせるため、そして何より名刺に書いて「箔をつける」ために、1級電気工事施工管理技士という資格を取得しました。
この資格取得、まぁまぁ難しく、専門の対策セミナーの受講費用や受験料をいれると「数十万円」は飛んでいく代物です。しかし、私はそれをすべて「会社のお金」で受講させてもらい、無事に資格を取得することができました。
会社員という立場には、理不尽な人間関係や通勤のストレスなどマイナス面も多いですが、一方で「会社のお金を使って自分のスキルや資格を増やすことができる」という、とんでもない特権があります。会社員であるということは、いわば「強力なスポンサーがついている状態」と言えます。
もし今の仕事にマンネリを感じていてFIREを考えているなら、どうせやめる辞める会社と割り切って、会社の研修制度や資格取得支援制度を「これでもか」というほど使い倒してみるのもありかもしれません。「学ぶ力」は、会社を辞めた後も一生の資産になります。
FIRE後の「大人の学び直し」は100%自分のため。FPやAIを趣味にする
約30年にわたり、生活の糧を得るため、あるいは仕事で成果を出すために必死に学んできました。
しかし、FIREを達成した今、私にとっての「学び」の意味合いは180度変わりました。これからの学びは「お金を稼ぐため」ではなく、100%「自分の楽しみや、ゆるい繋がりを作るため」のものです。
最近は、AI関連の進歩がすさまじく面白いので、いろいろネット情報を調べたり、ちょっと課金してみたりといろいろ遊んで一人でニンマリしています。本当に時間が足りません。
また、20年以上続けてきて全く苦にならない「資産運用」の知識を活かして、何か資格の勉強をするのもアリかなと思い始めています。パッと思いつくのはファイナンシャルプランニングの資格くらいですが、税金や社会保険料などお金の知識の整理にもなりそうです。
また、ブログ活動も大切にしたいので、サイトの更新やほかのブロガーさんに(いい意味で)コメント欄やXで絡んでみたり、新たな出会いを求めてNoteもやってみたりしています。
まぁ、「合わないな」と思ったら即撤退できるのも、身軽さのあるFIRE達成者の特権ですよね。
まとめ:会社の特権でスキルを磨き、FIREへの土台を作ろう
今回は、ハローワークのセミナー受講という日常の一コマから、職歴の振り返りと「大人の学び直し」について考えてみました。
要点をまとめると以下のようになります。
- FIRE後の強みは「圧倒的な心の余裕」。ハロワ通いもランチついでに楽しめる。
- 会社員時代は「学びのスポンサー」。会社のお金を極限まで使い倒して資格を取るのが正解。
- リタイア後の学びは「稼ぐため」ではなく、100%自分のための「最高の娯楽」になる。
今の会社が嫌になったら、別の生き方は必ずあります。
ただし、そのためには土台となる「資産」が絶対に必要となりますので、私が実践しているような、生活防衛資金の確保と、インデックス投資などの運用はぜひ続けてください。
PS
FIRE後にやってみたい「100%自分のための学び直し」のアイデアがあれば、ぜひコメント欄で教えてください!
これから失業保険の手続きを控えている方は、ぜひ以下の記事も参考に、制度をフル活用して「手取り最大化」を目指してください。
▼50代FIRE民の「失業保険」完全攻略ロードマップ





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