フラミンゴFIREにペンギンFIRE、かわいい「動物系FIRE」の種類と特徴を徹底解説

動物系FIREについて FIRE基礎知識

こんにちは。53歳で大企業を退職し、昨年の秋に完全FIRE生活へ突入したモンチです。妻と二人、のんびりとした日々を送っています。

先日、YouTubeを眺めていたときのこと。おすすめ動画に「フラミンゴFIRE」「ペンギンFIRE」なる見慣れない言葉が流れてきました。

「ファットやバリスタは知ってるけど、フラミンゴ? ペンギン?……なんだそりゃ、もはや動物園じゃないか(笑)」と思わずツッコミを入れてしまいました。

気になって調べてみると、FIRE界隈には、いくつかの動物名FIREがあるようです。しかし、なぜここまでFIREの種類が増殖しているのでしょうか?

今回は、増えすぎたFIREの種類を整理しつつ、「FIRE本来の意味の変化」や「結局、私は何FIREなのか?」について記事にしてみました。

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フラミンゴ・ペンギンって何?「動物系FIRE」の種類と特徴を徹底比較

定番FIREのおさらい(Fat・Lean・バリスタ・コースト)

FIRE(経済的自立と早期リタイア)という言葉は、まだまだマイナーな気がしますが、その中でも有名なところでは以下の種類が有名です。

■ 定番FIREのおさらい

  • Fat FIRE
    資産たっぷり!我慢も節約もせず、贅沢に完全リタイア。(元祖・大富豪型)
  • Lean FIRE
    徹底的に節約!生活費を極限まで下げて、少ない資産でリタイア。(仙人型)
  • バリスタ FIRE
    資産運用しつつ、社会保険や繋がりを目的に週数回パートで働く。
  • コースト FIRE
    老後資金の元本だけ若いうちに貯め、あとは今の生活費だけを稼ぐ。

ここまでは、アメリカで生まれた「資産額」や「働き方」による分類となります。

日本のネットから誕生?増殖中の「動物系FIRE」4選

しかし、私が観たYouTubeで話題になっていたのは、別の切り口から進化した「動物名FIRE」たちでした。調べてみて非常に面白かったのが、フラミンゴFIREは海外発祥のようですが、ペンギン・ラッコ・コアラは「日本のネット(SNSなど)」が発祥だということです。

それぞれの特徴を詳細にまとめましたので、ぜひご自身がどれに当てはまりそうか見てみてください。
※ただ、定義があいまいで、異なる解釈もありましたので、参考程度で見てください。
 異論は認めます(^^;

■ 増殖中!「動物系FIRE」の詳細・比較表

名前特徴少し詳しい説明向いている人
コアラFIRE「何もしない」を極める、究極のミニマルFIREコアラのように寝て過ごす姿が由来。
支出を極限まで削り、仕事も派手な趣味もなし。読書・散歩・昼寝などお金のかからない娯楽で満足する仙人スタイル。少ない資産(目安3,000万円程度)でも、月の生活費を数万円に抑えることで成立。
「働くこと自体が苦痛」で家で静かに過ごすのが好きな人。他人との比較をやめ、内面的な充足を優先できる人。
フラミンゴFIRE目標の半額で退職し、複利に任せる戦略FIRE片方の足を休めながら、もう一方の足でしっかり立っている姿が由来。
目標資産の半分が貯まった時点でフルタイムを離脱。残りは複利で運用しながら、生活費だけをパート・副業で賄う「期間限定サイドFIRE」。10〜15年後には資産が倍になる計算。
数学的・戦略的な思考が好きで、「なるべく早く嫌な仕事を卒業したい」と考える合理主義タイプ。
ラッコFIRE好きなことで小銭を稼ぐ、ゆるふわ趣味FIRE海に浮かぶラッコのように楽しみながらゆるく生活費を稼ぐ姿が由来。
資産所得がある程度ある前提で、不足分を趣味・好きなこと(ハンドメイド・ブログ・ゲーム実況など)で補う守りのスタイル。低コスト・高満足の生活を目指す。
「完全無職は不安」だがバリバリ稼ぐ気もない。楽しい活動から少し収益が出れば十分な人。
ペンギンFIRE稼ぐ力を武器に、勇気を持って独立するFIREファーストペンギン(挑戦する人)が由来。
資産額より「稼ぐスキル」を重視。副業(事業所得)+資産所得の組み合わせで早めに会社員を卒業する。月10〜20万円を自力で稼げるスキルを武器に市場へ飛び込む攻めのスタイル。
起業家精神があり「自分の腕一本で生きていきたい」人。資産形成より先に行動したい独立志向の強いタイプ。

そもそもFIREの意味が変わった?「FI」さえあれば「RE」は自由

本来、FIREは「Financial Independence, Retire Early(経済的自立、早期リタイア)」の略です。ですから、直訳すれば「仕事を完全に辞めて隠居する」のが正解になるはずです。

しかし最近は、「RE」の部分に関して、「働いているかどうか」ではなく、「働かされている」か「自分から進んで働いている」かの違いにフォーカスが移っているように感じます。たとえ好きで働いていたとしても、会社に依存していなければ「早期リタイア達成」とみなされるようです。

つまり最近では、前半の「FI(経済的自立)」さえ達成していれば、後半の「RE(早期リタイア)」は自分の好きなようにデザインしていい、という考え方が主流という感じです。

その前提を踏まえると、動物系FIREが増え続けているのには、以下の「3つの切実な理由」が見えてきます。

「1億円の壁」を壊すための戦略

元々のFIREは、数億円貯めて完全にリタイアする極端なものでした。しかし、普通の会社員がそれを真似するのは超大変です。
「全部貯まるまで待てない!」「半分でいいことにしよう」と、目標へのハードルを下げるための「新しいルール」が必要になったのかもしれません。

「リタイア後の孤独と退屈」への対策

実際に完全FIREをした身としてよく分かりますが、仕事をゼロにすると「毎日が日曜日すぎて、暇で死にそう」「社会との繋がりがなくて孤独だ」という状態に陥るという意見もあります。
そこで「好きな仕事だけする(ラッコ・ペンギン)」という、あえて社会に片足を残すスタイルが肯定されるようになったのだと思います。

日本特有の社会背景

「早期退職して無職です」と言うと同調圧力を受けがちですが、「個人で稼いでます」と言えば、個性的で前向きな選択にも見えます。また、低成長の日本において、「新NISA(運用)+ 副業・バイト(労働)」というハイブリッド型が、現実的な生存戦略になったという背景もあるでしょう。

おそらく、今のFIREは「自分はこういうバランスで生きていきたい」という表現に近いものになっているのだと思います。

資産2億の完全FIREおやじは「何FIRE」なのか?

さて、ここで一つの疑問が湧きます。
現在完全FIRE生活を送っている私は、一体どの動物に当てはまるのでしょうか?

十分な資産という大きな海にプカプカと浮きながら、お腹の上で「ブログ」という貝をトントンと叩いて楽しんでいる。

悠々自適な「ラッコFIRE」です。

社会人時代は、毎日満員電車に揺られ、上司と部下の板挟みになる「社畜の馬車馬」状態でした。だからこそ、完全に何もしないコアラではなく、自分の意思で貝を叩くラッコスタイルが最高に心地よいのです。

まとめ:名前は何でもいい。大切なのは「心地よい着地点」

今日は最近話題の「動物名FIRE」について触れつつ、FIRE本来の意味の変化について考察してみました。

結局のところ、Fatだろうがフラミンゴだろうがラッコだろうが、名前なんて何でもいいと思います。FI(経済的自立)さえ確保できれば、あとは「自分にとって一番心地よい着地点(バランス)」を数字と向き合いながらデザインすることが一番大切だと思います。

PS
さて、読者の皆さんはどの動物FIREを目指していますか? それとも、まったく新しい『〇〇FIRE』を名乗りますか?(笑)
ぜひ、コメント欄で皆さんの目指すスタイルや、今のリアルな状況を教えてください!

コメント

  1. ういじ より:

    フラミンゴはFIと言えるんだろうか?FI予定者にしか見えないんだが

    • モンチ モンチ より:

      ういじさん、鋭い視点ありがとうございます!✨
      言われてみれば確かに、まだ経済的自立はしてませんね。

      「リタイアの準備が整った=精神的な自由を手に入れた」時点でFIREと名乗ってOK!みたいな時代なのかも・・・。
      そう考えると、有名な「コーストFIRE」も同じく未FIですし、FIREという言葉、難しいです。

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