著者:モンチ(投資歴25年・運用資産2億円/インデックス×社債で完全FIRE)
今日は、私が生息している大阪の片隅で開催されていた「カレーサミット」というイベントに、ふらりと出かけてきました。
会社員時代も、週末のイベントがあれば楽しんでいました。しかし、どれだけリフレッシュしていても、常に「月曜日の会議」や「残っているタスク」が頭の片隅をよぎり、100%心を解放できない焦燥感がつきまとっていた気がします。
今日はそれとは対照的に、時計を見ずに気ままにイベントへ出かけ、目の前の日常に完全に没入できる精神的な自由を堪能してきました。
今回は、地元の「カレーサミット」にふらりと立ち寄って感じた、FIRE後のリアルな週末の過ごし方と心の平穏について綴ってみたいと思います。
FIRE直後の解放感。退職日のココイチから始まった「自由な食の記憶」
以前の記事でも少し触れたことがありますが、人生の節目や印象的な出来事と「その時食べたもの」は、不思議と強く結びついています。
今日、カレーサミットの会場でスパイスの香りに包まれながら、ふと思い出しました。そういえば、28年間の会社員生活に終止符を打った「退職日」の昼食も、カレーだったなと。
退職当日は、すべての手続きを終えた直後、会社の近くの「CoCo壱番屋」へ一人で向かいました。会社のストレスからの解放、そしてこれから始まる未知の生活への期待。あの日に食べたロースカツカレーは、「FIRE直後の味」として記憶に鮮明に残っています。
▼退職日のココイチカレーの話
あれから約7ヶ月。今日の私は、青空の下、お祭りの賑わいに心地よく溶け込みながら、純粋に休日の平穏を楽しむ「FIRE後7ヶ月の味」を満喫していました。
張り詰めた空気の中で食べた退職日のCoCo壱番屋も、のんびりと青空の下で味わう今日のカレーサミットも、状況や心境は違えど、どちらも私のFIRE人生における大切な思い出として刻まれました。
それにしても、人生の大きな転換点でも、リタイア後の穏やかな休日でも、思い返せばカレーばかり食べている私……。どれだけカレーが好きやねん、と自分でもツッコミを入れたくなります(笑)。
FIRE後のリアルな休日の過ごし方。カレーサミットで実感する「日常の平穏」

本日はサラリーマンも休みが多い土曜日。少し前にWebで見つけた、泉佐野・りんくうで開催中の「カレーサミット2026」に足を運んでみました。
五月晴れの青空のもと、会場へ一歩踏み入れると、土曜日らしい活気とお祭りの賑わいが広がっていました。日本中から人が殺到するような超大型イベントではありませんが、地元の人気店が集まった手作り感あふれる、ちょうどいい規模感です。
会場に漂うスパイスの香りに食欲を刺激されながら、各ブースをめぐりました。お肉屋さんの本気度が伝わる濃厚なビーフカレー、野菜の甘みが溶け込んだベジタブルカレー、ほろほろに煮込まれたチキンカレー。「どれにしようか」と悩みながら歩き回る時間がとにかく楽しかったです。
また、野外ステージからは、地元アーティストの心地よい歌声が聞こえてきます。天気の良さも相まって、ただ散歩気分で会場を歩いているだけで、じんわりと心が満たされていくのを感じました。
なぜこれほど穏やかな気持ちでいられるのか。
それは、明日の業務や未処理のタスクに、脳内リソースが一切奪われていないからです。時間の枠に縛られることなく、目の前の体験と景色に100%没入できる。これこそが、会社員時代には決して味わえなかった、完全リタイアならではの時間です。
完全リタイア後の社会との距離感。「ただの地元のおじさん」になる心地よさ
サラリーマン時代の私であれば、休日に近所で面白そうなイベントがあると知っても、「休みの日にわざわざ人混みに行くのは疲れるな」「明日の仕事のために、家でゴロゴロして体力を温存しておこう」と、結局は出かけなかったと思います。
しかし、完全に自由な身となった今は、「ちょっとカレーでも食べてこようかな」と思い立った瞬間に、財布とスマホだけ持ってふらっと出かけられます。
「街の活気の一部として存在する」なんて言うとかっこつけすぎですが、要するに「何のしがらみもない、ただの地元のおじさん」として、気楽にお祭りの雰囲気を楽しめるようになったということです。時間を気にせず、ふらっと近所のイベントに参加して、美味しいものを食べて帰ってくる。そんな当たり前のことができる身軽さが、今の私にはとても心地よいです。

肉屋のビーフカレー 半分以上が黒毛和牛という圧倒的な肉感。
泡バールのチキンカレー 72時間煮込まれた旨味が限界突破。
今回は最終的に3種類のカレーを選びました。カレー1皿500円×3つとライス200円で、合計1,700円。節約志向の家計管理からすれば少し「お祭り価格」かもしれません。それでも、時間を気にせずこの自由な時間を心から楽しめたのですから、十分すぎる買い物でした。
あとは、地元のお店にお金を落とし、お祭りに参加して地域経済に小さく貢献できているという事実も、「社会とちゃんと繋がっている」という実感を与えてくれました。このようなイベントでも地域社会と穏やかな繋がりを持つことができるようです。
まとめ|非日常ではなく「当たり前の日常」を愛せるのがFIREの真髄
退職日に一人で食べたCoCo壱番屋のロースカツカレー。そして今日、青空の下で味わったカレーサミットの3皿。場所も時も違えど、どちらも圧倒的な解放感とともに、忘れられない美味しさとして記憶に刻まれました。
FIRE後の暮らしを真に豊かにしてくれるのは、莫大な資産を使った派手な非日常ではなく、地元のイベントで出会う一皿の美味しさに100%の心で感動できるような、時間と精神の絶対的な余裕なのだと、あらためて実感した一日でした。



コメント