【アンケート結果】FIRE後の物価高で生活費はどうなる?労働再開0%のリアルな実態

読者アンケート 物価高でも労働再開0%のリアル アンケート

 著者:モンチ(投資歴25年・運用資産2億円/インデックス×社債で完全FIRE)

いつも当ブログを読んでいただき、ありがとうございます。定期的に実施している読者アンケートシリーズも、皆様のおかげで今回で第9回目となりました。

スーパーで買い物をするたびに、「あれ、また値段が上がってる…」とレシートを二度見してしまう。そんな経験、皆さんにもあるのではないでしょうか。物価高のニュースを目にするたびに、「このままFIRE生活を続けて大丈夫なんだろうか」と、ふと不安がよぎる方も多いと思います。

そこで今回は、『FIRE達成時の計画と比べて、昨今の物価高を経た「現在のリアルな生活費」はどうなっていますか?』という、ちょっと踏み込んだリアルなテーマでアンケートを実施させていただきました。

結論から先にお伝えすると、多くのFIRE民は物価高を「計画のバッファ(余裕資金)」でしっかり吸収できており、労働再開を検討するほど家計にダメージが出ている方は、今のところ0%という結果でした。

今回も、38名もの多くの方にご投票いただきました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます。皆さんのリアルな声に、この記事を読んでいる方も、思わず大きく頷いたり、逆にほっと胸をなでおろすかもしれませんね。当ブログの読者様から寄せられた「FIREの生活費」について、私自身の実体験も交えながら、結果を発表したいと思います!


これまでのアンケート結果は以下のページにまとめてみました。興味のある方はこちらも合わせてご覧ください。


スポンサーリンク

【結果発表】物価高でFIRE失敗・破綻する?読者38人の「リアルな生活費」の実態

まずは今回のアンケート結果を見てみましょう。

『FIRE達成時の計画と比べて、昨今の物価高を経た「現在のリアルな生活費」はどうなっていますか?』の結果
第9回アンケート結果
項目割合
想定よりかなり増えた
(計画見直し・労働再開を検討するレベル)
0%
(0票)
想定よりやや増えた
(余裕資金や計画のバッファ内で吸収できている)
60.53%
(23票)
ほぼ想定通り
(物価高の分、他の支出を削ってうまく相殺している)
34.21%
(13票)
むしろ想定より減っている
(FIREしてみたら、そもそもお金を使わなかった)
5.26%
(2票)

この結果を見て、皆さんはどう感じられたでしょうか。 特筆すべきは、全体の約60%の方が「想定より生活費がやや増えた」と物価高を実感しつつも、「労働再開を検討するレベル(破綻の危機)」と答えた方がなんと【0%】だったという事実です。

SNSやメディアでは、「ギリギリの資産でFIREするとインフレで即破綻する」といったセンセーショナルな話題が目立ちます。しかし、当ブログに集まるマネーリテラシーの高い読者の皆さんは、FIRE計画を立てる段階でしっかりと生活費の「バッファ」を設けており、多少の物価高なら計画の範囲内で吸収できているという堅実なリアルが浮き彫りになりました。

FIREの生活費を直撃!総務省CPIデータから読み解くインフレの現実(+1.9%)

「皆さんが余裕資金で吸収できているとはいえ、そもそもインフレってどれくらい進んでいるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。ここで、少し公的なデータを見てみましょう。

2026年9月7日現在、総務省統計局が8月21日に公表した「消費者物価指数(CPI)」の最新データ(2026年7月分)によると、全国CPIは前年同月比+1.9%となっています。
(内訳:総合CPI +1.9%、生鮮食品を除くコアCPI +1.8%、生鮮食品・エネルギーを除く +1.9%)
※参考:総務省統計局「消費者物価指数(CPI)結果」

かつての日本は長らくデフレが続き、「物価は上がらないもの」という常識がありました。しかし、ここ数年のデータを見れば、もはやインフレは一時的なイベントではなく、現在の日本の構造的なリアルとして定着しつつあることがわかります。

年間約2%近いインフレが続けば、現金の価値は毎年少しずつ目減りしていきます。だからこそ、FIRE計画にはあらかじめこの「物価上昇リスク」を組み込んでおく必要があるのです。

資産2億FIREおやじのインフレ体感と「ココイチのジレンマ」

では、私自身の家計はどうなのか。

正直にお答えすると、私は「ほぼ想定通り」の部類です。家庭の基本生活費はある程度余裕を持たせて計画しているため、現在のところは予算内に収まっています。

でも、一人でブラっとランチに行くと、ちょっと高いなとは思うようになりました。

お気に入りの街中華とかはまだ1000円内でおつりがくるので、そこはありがたい限りです。ただ、大好きなココイチでパリパリチキンカレーを頼むと、なんだか価格が高くなっていました。ライス大盛(400g)でももともと1000円は超えていたのですが、それがさらに上がっていて……「やっぱり高くなったな」と思わず心の中でつぶやいてしまいました。(今月値上げしたらしいです)

そういえば、私が28年間の会社員生活を終えた退職日の当日、最高の「精神的自由」を感じながら一人で食べたのもココイチでした。あの時のロースカツカレーの味は人生最高でしたが、今では私にとって少しだけ高級品になってしまったようです。

▼あの日の思い出はこちら

スポンサーリンク

インフレ・物価高に負けない!FIRE生活を守る「生活費のバッファ」と「3つのバケツ戦略」

今回のアンケートで「労働再開レベル:0%」という安心できる結果が出た背景には、多くの読者がFIRE計画を立てる段階で、事前に「生活費のバッファ(余裕資金)」をしっかりと織り込んでいることがあると考えています。

ギリギリの資産計画でFIREしてしまうと、想定外の物価高が来たときに一気に家計が苦しくなってしまいます。ここで、FIRE計画を立てる際に陥りやすい「インフレ対策のNG行動」を3つ挙げておきます。

  • 現在の生活費がずっと続くと仮定してシミュレーションしてしまう
  • インフレ率を考慮せず、単純に「年間支出の25倍」というルールだけでリタイアに踏み切る
  • 生活防衛資金(現金)をギリギリしか持たず、下落相場と物価高のダブルパンチで狼狽売りしてしまう

これらを防ぐためにも、FIRE計画には最低でも「想定生活費の+10〜15%」をインフレ用のバッファとして見積もっておくか、生活費の2〜3年分の現金を「防波堤」として確保しておくことを強くおすすめします。

逆に言えば、こうしたある程度の余裕を持たせた設計さえできていれば、多少のインフレが来てもすぐに破綻することはない、というのが私の実感です。

私自身も、現金の目減りを防ぎつつ生活を守るために、現金・債券を中心とした「防波堤」と、長期の投資バケツでの利回り確保を組み合わせた「3つのバケツ戦略」を実践し、インフレに対抗しています。

具体的にどうポートフォリオを組み、資産を取り崩しているのか。その詳しい戦略についてはこちらの記事で解説していますので、インフレ対策に不安がある方はぜひ参考にしてみてください。

▼関連記事

さいごに

今回は、読者アンケートの結果と最新のデータから、FIRE達成後の「物価高と生活費」のリアルについて考察しました。ポイントを3つにまとめます。

  • 読者アンケートでは約60%が「生活費増」を感じるも、労働再開レベルは0%で、皆バッファ内で見事に乗り切っている。
  • 最新インフレ率(+1.9%)は定着しつつあり、ココイチのランチ代など身近なところでも物価高をリアルに実感する時代。
  • 乗り切る鍵は、ギリギリを狙わない「余裕を持った予算設計」と、「3つのバケツ戦略」による堅牢な資産防衛。

世間のニュースを見ていると不安になることも多いですが、現実的なシミュレーションと防波堤さえ準備しておけば、必要以上に怯えることはありません。多少のインフレが来てもビクともしない、骨太なFIRE計画を一緒に作っていきましょう!

PS
皆さんは最近、どんな時に「物価が高くなったなぁ」と感じますか? スーパーの卵ですか? それとも、行きつけのランチでしょうか? ぜひコメント欄で、皆さんの「インフレ実感エピソード」を教えてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました