著者:モンチ(投資歴25年・運用資産2億円/インデックス×社債で完全FIRE)
いつも当ブログを読んでいただき、ありがとうございます。
定期的に実施している読者アンケートシリーズも、皆様のおかげで今回で6回目となりました。
今回は、
「FIRE達成後(または目指す過程で)、想定外だった『誤算』は何ですか?(複数選択可)」
という、ちょっと踏み込んだリアルなテーマでアンケートを実施させていただきました。
私自身、FIRE生活に突入しましたが、「あの時、ああすればよかったな」と思うことや「FIRE生活って意外と〇〇だ」と考える機会が多くあります。きっと、すでにFIREを達成された先輩方や、現在進行形で準備を進めている皆様にも、それぞれの「想定外」があるのではないでしょうか。
今回も、43名もの多くの方にご投票いただきました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます。皆さんのリアルな声に、この記事を読んでいる方も、思わず笑ったり、逆に背筋が凍ったりするかもしれませんね。
当ブログの読者様から寄せられた「FIREの誤算」について、私自身の実体験も交えながら、結果を発表したいと思います!
これまでのアンケート結果は以下のページにまとめてみました。興味のある方はこちらも合わせてご覧ください。
【結果発表】FIREの「誤算」アンケート結果!教育費がゼロという驚き
まずは、気になるアンケート結果から発表します!
●質問
【FIRE達成後(または目指す過程で)、想定外だった「誤算」は何ですか?(複数選択可)】
●結果

- 1位:特に誤算はない: 17票 (40% )
- 2位:物価上昇による生活苦: 10票 (23% )
- 3位:税・社会保険料の負担感: 8票 (19% )
- 4位:アイデンティティの喪失: 7票 (16% )
- 5位:孤独感と社会からの孤立: 6票 (14% )
- 5位:健康問題・介護の発生: 6票 (14% )
- 7位:資産取り崩しの恐怖: 5票 (12% )
- 7位:社会的信用の喪失: 5票 (12% )
- 9位:家族との価値観のズレ: 3票 (7% )
- 10位:教育費の予算オーバー: 0票 (0% )
いかがでしょうか?
まず結果を見て私が一番驚いたのは、一番下の「教育費の予算オーバー」がなんと0票だったことです!
この結果から、当ブログを読んでくださっている方の多くが、私と同じようにご夫婦お二人の方か、もしくは子育てを終えた50代前後の方が多いのかもしれないですね。
あるいは独身の方で意外と多いのかもしれないです。
どちらにせよ、子育てしながらのFIREというのは、「非常に難しい条件」と言えるようです。
分析:約4割が「誤算なし」!しかしインフレと税金が猛威を振るう現実
堂々の第1位は、「特に誤算はない(40%)」でした!
約4割の方が、事前のシミュレーション通りに順調なFIRE生活を送られている(または計画を進めている)という事実。さすが、第2回のアンケートで「目標資産1億円以上」の回答が6割を超えた当ブログの読者様です。皆様のマネーリテラシーの高さに、思わず感心してしまいました。
一方で、具体的な誤算のトップ2となったのが、「物価上昇(23%)」と「税・社会保険料の負担感(19%)」です。「資産の取り崩しの恐怖」よりも上位に来ているのが非常にリアルです。
株価の暴落はある程度想定できても、昨今の容赦ないインフレや、退職後にドカンと請求が来る国民健康保険や住民税の金額に、言葉を失った方も多いということではないでしょうか。
ちなみに、実は私自身は、結構な時間を使い退職前にライフプランソフトにて退職後のシミュレーションを行いました。もちろん、インフレも考慮してますし、退職初年度の高くつく住民税や健康保険についても計算してますので、金銭面については「想定内」でした。
つい最近も、私の銀行口座から健康保険の任意継続保険料(1年分)として「589,479円」がドカンと一括で引き落とされました。約60万円が一度に消えていくのは、数字で見るとやはり結構なインパクトがありますよね。ただ、インフレもこれらの支払いもすべて計算済みでしたので、精神的には全くの「想定内」でした(苦笑)。
これからFIREを検討している方は、誤算がないようにぜひ情報収集(できればこのブログで!!)し、きちんとシミュレーションを行ってください。
私の誤算は「人間関係」。会社員という肩書きの消失
「それでは、私は誤算なしにFIRE生活を送っているのか?」と言われると、決してそうではありません。
私にとっての誤算。それは、アンケートでも4位・5位に入っていた「アイデンティティの喪失(16%)」と「孤独感(14%)」でした。
お金の計算は完璧だったはずなのに、いざ大企業を退職して「何者でもない50代のおじさん」になってみると、思った以上に人との付き合いがなくなってしまいました。
このブログでも、孤立感に対する精神論のような記事をいくつか書いていますが、これは私が「アイデンティティの喪失」や「孤独感」を感じているからこそ、そういう部分に意識が行ってしまうことの表れかもしれません。
以下の記事では、自分の趣味を分析して、「交流の箱の底が浅いこと」という結論に至ってます。

ちなみに「孤独」から私を救ってくれたのは、間違いなくこのブログの存在です。
自分の実体験や失敗談を包み隠さず書き綴ることで、同じ志を持つ読者の皆様とコメント欄で繋がりを持つことができました。皆さんが私の記事を読んでくださり、こうしてアンケートに答えてくださることが、今の私の大きな「アイデンティティ」になっています。本当にありがとうございます。
さらに最近では、思い切って、FIREに関するオンラインコミュニティにも参加してみました。
最初は「50代のおじさんがオンラインコミュニティなんて…」と気恥ずかしさもあったのですが、入ってみると大正解!思った以上に色々な価値観を持つ仲間と情報交換ができ、少しずつですが人との繋がりが増えてきたと実感しています。
FIRE後の人間関係の再構築は、資産運用と同じくらい、いや、それ以上に「積極的な攻め」が必要なのだと痛感しています。
おまけ:私のたった一つの「後悔」は退職のタイミング
金銭的な誤算はなかったと豪語した私ですが、実は一つだけ、お金絡みで強烈に後悔していることがあります。
以前の記事でも書きましたが……
「やっぱり、ボーナスをもらってから辞めればよかった!!」
これに尽きます(笑)。会社に気を使ったせいで、あと少しでもらえるはずだった約120万円をドブに捨ててしまいました。最後の最後で詰めが甘かった自分自身に小一時間ほど説教したいですね。
これからFIREを検討している皆様、どうか退職日は就業規則と賞与規定を穴が開くほど確認して、会社には遠慮せず、自分が有利になるよう動いてくださいね!
さいごに
今回のアンケートから、FIREには「お金の準備(2,3位)」と「心の準備(4,5位)」の両輪が必要不可欠であることが、改めて浮き彫りになりました。
事前の準備で防げる「お金の誤算」は徹底的に潰しつつ、退職後に必ず訪れる「人間関係の変化」にも備えておく。これが、心穏やかなFIRE生活をスタートさせる秘訣とわかりました。
PS
皆さんはFIRE後の「人間関係づくり」や「孤独対策」、何か考えていることはありますか?
ぜひ、コメント欄で皆さんのリアルな声をお聞かせください!お待ちしております。






コメント