本日の歴史的な株価暴落、下げ幅が一時4,200円を超えたという凄まじいニュースがありました。新NISAから投資を始めた方にとっては、「このまま資産が半分になってしまうのでは……」と不安になっている方もいるかもしれません。
結論からいうと、今の局面で一番やってはいけないのは「恐怖に駆られた狼狽売り」です。なぜなら、歴史的な暴落相場に居座り、淡々と買い続けた者だけが、その後の大きなリターンを手にできる可能性が高いからです。
今回は、「株の暴落、どうすればいい?」と悩む皆さんに向けて、かつてリーマンショックで資産半減の恐怖を耐え抜き、最終的にFIREを達成した「3つのルール」を記事にします。
【失敗談】新NISAで「落ちるナイフ」を掴んだら…!? 暴落時にナンピン買いを我慢する理由
偉そうに書きましたが、先日は「大失敗」してます(笑)。
日頃このブログを読んでいただいている方は記憶に新しいと思いますが、数日前の3月4日、日経平均が5万9,000円から5万5,000円を切ったタイミングで、私は当ブログに「落ちるナイフを素手で掴むアホはこちらです」という記事を書き、TOPIXのETFを買い向かいました。
関西人特有のバーゲンセール感覚で「あほ」になりきって買ったわけですが……本日のさらなる大暴落(一時4,200円超の下落!!)を食らい、見事にナイフが素手にグッサリ刺さって流血沙汰です。短期的に見れば、完全に大失敗でした(汗)。

こういう時、人というのは「ここでさらに追加買い(ナンピン買いとも言う)をして、平均取得単価を下げてやろう!」と考えたくなるものです。
私も本当は追加買いしたい気持ちでいっぱいですが、ここはぐっと堪えます。私のルールは「毎月決まった金額を定期的に買う」こと。過去に感情に任せて資金を突っ込み、痛い目を何度も見てきました。どれだけ安く見えても、来月の購入日までは「じっと我慢」です。
株価暴落でも狼狽売りしない!リーマンを耐え抜いた「3つのルール」
私がなぜここまで「ルール」にこだわるのか。それは、過去に何度も絶望のどん底を味わってきたからです。
私が長期投資の真髄として2008年5月に昔書いていたブログに記したのが、以下の「3つのルール」です。奇しくもその直後、100年に1度と言われるリーマンショックが世界を襲いました。日経平均株価は1万8,000円台から、2009年3月にはバブル崩壊後最安値となる7,000円台まで、なんと約60%も大暴落しました。
参考:小金持ち父さんの資産設計塾: 長期投資のガイド(基本はシンプル):2008/5/22
毎月のように資産が何十万、何百万と溶けていくのを見るのは、精神的にかなり参りました。「本当にこのまま買い続けて大丈夫か?」と、安値で買い進めることはまさに綱渡りのような心理状態でした。それでも私が相場から退場しなかったのは、この3つのルールがあったからです。
ルール①:暴落でも夜眠れる「リスク許容度」とアセットアロケーション
投資において最も重要なのは、自分がどれだけのリスク(価格変動のブレ)に耐えられるかを把握することです。暴落時に夜ぐっすり眠れないようなら、それは明らかにリスクを取りすぎです。
私は当時から、自分が耐えられる必要最小限のリスクに収まるよう、株式と安全資産の配分比率を慎重に計算していました。現金という「クッション」があったからこそ、致命傷を避けられたました。
ルール②:新NISAでも超重要!インデックス投資の「コスト意識」
長期のインデックス投資において、コストはまさに天敵です。例えば信託報酬がたった1%違うだけで、数十年単位で見れば将来の資産額に150万円〜数百万円という恐ろしい差が生まれます。
当時から低コスト商品を選ぶことにこだわっていましたが、資産が大きく育った現在、0.1%のコスト差の破壊力をより痛切に実感しています。
ルール③:感情を排除!強制的に投資を続ける「仕組み」作り
人間は恐怖に弱い生き物です。本日のような暴落相場で、自分の意志だけで買い続けることは容易ではありません。だからこそ、「感情を挟まずに強制的に投資できる仕組み」が必要になります。
私は当時、以下の3つを徹底しました。
- 「6ヶ月分の生活費」以外はすべて証券口座へ:強制的に投資へ回すフローを作りました。
- Excelでの無感情な管理:減っている資産を見ても感情を揺らさず、事前に決めた比率に合わせて機械的にリバランスを行いました。
- ブログでの公言:暴落で誰もが逃げ出す中、あえてブログで「今月も買いました!」と宣言しました。読者の皆さんの目があることで、怖くても逃げ出せない環境を作ったのです。
過去の暴落(リーマン・コロナ)を越えて。26年間のS&P500積立が証明する「複利の威力」
「長期投資を信じて、短期的なことは気にしない。」
これが、私の25年の投資経験から導き出した揺るぎない結論です。
以前、「新NISAの積立(年初一括 vs 毎月積立)」に関する記事で、S&P500の過去データを検証したことがありました。
2000年1月から2025年12月までの26年間、毎月3万円をS&P500に淡々と積み立てた場合のシミュレーションです。
この26年間は、決して平坦な道のりではありませんでした。ITバブル崩壊、イラク戦争、リーマンショック、ウクライナ侵攻、そしてコロナショックと、数々の大暴落や歴史的な危機がありました。しかし、市場から逃げ出さずに愚直に積立を続けた結果はどうなったか?
約936万円の積立元本は、なんと約5,700万円にまで膨れ上がっていました。
これこそが、時間を味方につけた「複利の威力」です。
本日のような大暴落を目の当たりにすると「もう終わりだ」と思ってしまいますが、20年・30年という長期のチャートで見れば、今の暴落すらも「ただの小さな凹み」に過ぎません。
さいごに
いかがでしたでしょうか。本日の暴落で不安を感じている方にお伝えしたいポイントは以下の3点です。
- 短期的な下落に一喜一憂せず、決めた投資ルール(定期的に積立投資など)を淡々と守る
- 自分の「リスク許容度」を見直し、生活防衛資金をしっかり確保する
- 過去のデータが示す通り、数十年の長期投資を信じて市場に居座り続ける
株価の暴落は本当に恐ろしいものです。私も直近で買ったETFがさらに下がって苦笑するしかありませんが(笑)、歴史が証明している通り、今は将来の大きなリターンを生むための「仕込み時」でもあります。
PS
皆さんは本日の歴史的な大暴落を前に、率直にどんなお気持ちですか?「もう画面を見たくない!」「いや、絶好の買い場だ!」「私もうっかりナンピンしちゃいました…」など、皆さんの心境や現在の対策について、ぜひコメント欄で教えてください。





コメント