昨日は大阪でも珍しく大雪でした。
そして、私も足元の悪い中、昼過ぎに投票所へ行ってきました。「こんな天気だし、ガラガラだろう」と思っていたのですが、意外にも、私の前に2組のご夫婦、後ろにも3名ぐらいの人が投票所にいました。
そして明けた月曜日。
「衆議院選挙、自民圧勝3分の2超確保」というニュース。
そして、マーケットを見てびっくり。日経平均がいきなり2000円以上も上げて、あっという間に5万6000円台へ突入しました。
本日は、「驚きすぎた!」このニュースをネタに記事を書きます。
日経平均5万6000円突破。資産急増でも私が「高所恐怖症」な理由
今日の日経平均暴騰のニュースを聞いて、「資産が増えてやったー!」というよりは、「いやいや、ちょっと上がりすぎでしょう……」とドン引きしているのが本音です。
これだけ高いと、「高値で買えない高所恐怖症」の状態になってしまいます。
実体のない「期待」は崩れやすい
投資とは因果なものです。急騰すると「乗り遅れてはダメだ」と焦り、冷静さを失って高値掴みをしてしまう。そんな失敗パターンによく陥ります。
今の株価上昇は、新政権への「期待」が膨らんだ状態で、企業業績が変化したというわけではありません。実体経済を伴わず、期待だけで駆け上がった相場は、空気が抜けるのも早いものです。私自身、過去に何度もこのパターンで痛い目を見てきました。
雪の中の投票率56%。株価よりも「日本の未来」を感じた瞬間
私が株価以上に心を動かされたのは、昨日の選挙結果の詳細でした。
自民党が圧勝したことそのものよりも、「あの雪の中で投票率が上がった(前回比+2.41pt)」という事実です。
(参考:【速報】衆議院選挙の投票率は56.26% 前回比2.41ポイント増:TBSニュース)
悪天候を覆した国民の「意思」
通常、雪や雨などの悪天候であれば、投票率は下がるのが通例です。
しかし、今回については投票率は下がらず、むしろ上がったようです。
これは、国民、特に現役世代の中に、「今のままの日本じゃダメだ」「変化が必要だ」という、強烈な危機感と意思表示があったからではないでしょうか。
ニュースでは「高市政権ブーム」といわれていましたが、悪天候を押してまで一票を投じた人々がいるのは紛れもない事実です。
このような政治への関心の高まりは、長期的には日本にとってこれ以上ないプラス材料になると思います。
今の株価の数字よりも、この「底力」にこそ、投資している私としては希望を感じています。
海外では「トラス・ショック」の悪夢を警戒せよ
とはいえ、「手放しで日本株は買いだ!」とは言えません。
国内がお祭り騒ぎになっている一方で、海外のニュースは非常に冷静に、ある「リスク」を警戒しているようです。
日本版トラス・ショックの懸念
今、海外ニュースで散見されるのが「日本版トラス・ショック」への懸念です。数年前、イギリスのトラス政権が財源の裏付けのない減税・積極財政を打ち出しました。その結果、通貨暴落と金利急騰を招いた事件を覚えているでしょうか?
高市総理が掲げる「積極財政」は、景気刺激策としては強力です。しかし、やり過ぎれば国の借金に対する信認が揺らぎ、「日本円を持っていても大丈夫か?」と世界から疑われかねません。結果、悪い円安と金利の急騰を招くリスクがあります。
最近、国内長期金利が上がっている
実際、高市政権の人気が高い裏で、日本の長期金利も大幅に上昇しています。
株価だけに目を奪われていると気づきにくいですが、これは「国債が売られている」というサインです。
海外勢は、冷徹にこの「金利リスク」を監視しているようです。
個人的には、「株価」だけでなく「債券市場の金利」の動きもセットで見るクセをつけておきたいところです。
世界有数の投資家レイ・ダリオの分析
私が個人的にスゴイ投資家とあがめている方の一人にレイ・ダリオ氏がいます。どうスゴイのかは今回は省略しますが、成功している投資家という側面だけでなく、経済学の研究などが側面があります。(ぜひ見てもらいたい動画: レイ・ダリオ著 「変わりゆく世界秩序」(YouTube))
そのダリオ氏も警鐘を鳴らしています。高市総理の「積極財政」は、一歩間違えれば「日本版トラス・ショック」を引き起こす可能性があるというのです。
(参考:「高市圧勝ショック」日本円・国債・株の同時暴落は起きるか? 世界有数の投資家レイ・ダリオが分析する:週刊現代)
まとめ:今どう動くべきか?
では、この劇的な変化のなか、私たち個人投資家はどう動くべきでしょうか?
私の考えでは、「今はステイ(何もしない)」が最適解だと判断しています。
イベントで急に上がった相場にピッタリの格言として「噂で買って事実で売る」という言葉があります。市場は選挙での圧勝を織り込んで上昇してきましたが、圧勝という事実が出ました。
いったん相場が落ち着くまでは、下手に手を出さないほうがいいと思います。
今の乱高下は長期投資においてはノイズです。NISA等で積み立て設定している方は、冷静にそのまま継続が正解だと思います。



コメント
ブログ更新お疲れ様です。
年齢・資産・退職日・家族形態等で似た点多いので(大きく異ならないので)、非常に参考にさせていただいてます。
株価上がりすぎですよね、、
一部売却するか正直迷ってます。
一方で、インフレが加速・円の価値が下がりそうなので、
欲しいのあればドンドン買おうかなあと思ってます。
(贅沢品以外で。エアコン、冷蔵庫、給湯器など)
コメントありがとうございます!
属性が似ているとのこと、勝手ながら私も親近感を感じております。
私の記事が少しでも参考になっているのであれば、これほど嬉しいことはないです!
日経平均今日も暴騰していますし最近の株価には驚かされますよね……。
このまま一直線に上がるというのは難しいような気もしますので、
試しに「少し」だけ売ってみて、また落ち着いた時に買い戻すというのも、アリかもしれないですね。
また、家電などの「実物資産」への投資についても全く同感です!
インフレや円安を考えると、いつか買い替える必需品を早めに手当てしておくのは、合理的な判断だと思います。
実は私も昨年引越しをしたのですが、そのタイミングで冷蔵庫と洗濯機を新調しました(笑)
お互い、納得感のある資産運用・生活防衛をしていきましょう!