著者:モンチ(投資歴26年・運用資産2億円/インデックス×社債で完全FIRE)
朝晩の冷え込みが一段と増してきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私事ですが、2025年10月末に長年勤めた会社を退職し、完全FIRE生活に入ってから無事に丸1年が経過しました。そして、このブログ『FIRE達成おやじの実録』も開設から1年を迎えることができました。これも日頃からお読みいただいている皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
相場に目を向けると、10月は国内外の長期金利低下(債券高)が目立った一方で、日米の株式相場や国内REIT、ゴールドが下落するなど、アセットごとに明確な明暗が分かれる1か月となりました。
今回の記事では、退職から1年という節目を迎えた「10月の確定収益」と、リアルな資産内訳・ポートフォリオの最新状況を公開します。皆様の資産運用の参考になれば幸いです。
【2026年10月】50代FIREのリアルな確定収益は月いくら?
まずは、10月に確定したキャッシュフロー(実現収益)から見ていきましょう。今月から、これまで独立して報告していたブログ収益等も、投資収益と合わせた一覧表に統合してお届けします。
| 項目 | 今月の収益 | (参考)先月 |
|---|---|---|
| ブログなどの収益 | 1,547円 | 1,245円 |
| ポイ活 ほか | 2,359円 | 9,912円 |
| ソーシャルレンディング等の配当 | 51,162円 | 5,860円 |
| 債券のクーポン(国債・社債など) | 31,636円 | 200,372円 |
| ETF等の配当(国内・海外ETF) | 13,428円 | 76,040円 |
| 貯蓄の利息、その他 | 14,159円 | 13,868円 |
| 合計 | 114,291円 | 307,297円 |
10月の確定キャッシュインは合計で114,291円となりました。約20万円の債券クーポンが振り込まれた9月に比べると落ち着いた金額ですが、毎月10万円前後のインカムが入る仕組みがしっかりと機能しています。
ソーシャルレンディングの配当と残高縮小
今月の収益の柱となったのは、ソーシャルレンディング(COZUCHI、CREAL、OwnersBook、Fundsなど)からの配当で、合計51,162円でした。私は社会保険料への影響を考慮し、ソーシャルレンディングの残高を意図的に減らす方針をとっています。新規買付は停止したまま順調に償還が進んでおり、今月もCOZUCHIの元本約100万円が償還されました。
ブログ収益とその他のインカム
ブログ関連の収益は、1,547円となりました。金額はささやかですが、FIRE生活における大切な「稼ぐ力」の一つです。
債券のクーポンは、国債(新窓販2年)やSBI社債などから手堅く31,636円を受け取っています。その他、海外REIT等からの配当(13,428円)や、各種ポイ活(2,359円)も地味ながらキャッシュフローに貢献してくれています。
10月の未確定損益:含み益の減少とポートフォリオへの影響
確定収益とは別に、投資信託や株式などの「未確定の評価損益(含み損益)」についてです。
10月1日から11月1日までの1か月間、長期バケツ内の投資資産における「未実現利益(含み益)」は、前月から約56.7万円の減少となりました。
アセットごとの明暗が分かれた10月相場
1. 国内外の株式は調整局面
国内株式(日経平均)は、月前半こそ7万円台に達したものの、AI・半導体関連の調整や米中間選挙前の不確実性が重しとなり、月末にかけて大きく売られ月間マイナス5.19%(63,290円)で引けました。
海外株式も、S&P500が小幅安(マイナス0.93%)、ハイテク株比率の高いナスダックがマイナス5.30%と軟調な展開に。ただし私のポートフォリオ上の「先進国株式」は、為替の恩恵などもあって円建て評価額ではプラスを維持しています。
2. 債券市場は日米ともに堅調(金利低下)
株式相場が軟調な一方で、債券にはリスク回避の買いが入りました。米国の10年国債利回りは5%台前半から4.89%台まで低下(債券価格は上昇)。これに波及する形で日本の10年国債利回りも2.77%台まで低下しました。この恩恵を受け、保有している海外債券ETF(EDVなど)の評価額はしっかりと持ち直しています。
3. 国内REITと海外REITで分かれた明暗
不動産セクターは国内外で明暗が分かれました。国内リート(東証REIT指数)は不動産市況への警戒や相対的な魅力低下からマイナス3.41%の下落。対する海外リート(米国)は、米長期金利低下が追い風となりプラス3.70%と堅調に推移し、私の資産全体のクッションとして機能してくれました。
4. ゴールドは利益確定売りに押される
最高値圏で推移していたゴールド(COMEX金先物)は、月末のリスク資産からの現金化や投機筋の買い越し縮小が重なり、マイナス3.55%(4,031ドル)の下落となりました。
全体としては、債券や海外リートが健闘したものの、日本株・ゴールド・新興国株の調整圧力がやや上回り、全体の含み益減少につながりました。
【総資産2.3億円】暴落に備える「3つのバケツ戦略」の最新状況
相場の波があっても平気でいられるのは、全資産を「3つのバケツ」に分けて管理しているからです。10月末(11月1日)時点のバケツ別の状況です。

- 短期のバケツ:5110万円(前月比 ▲103万円)
用途:家族口座、生活費、妻からの「投資NG」資金。 - 中期のバケツ:9108万円(前月比 +8万円)
用途:70歳までの生活費。国債や社債などの守りの資産。 - 長期のバケツ:8873万円(前月比 ▲93万円)
用途:投資用。攻めの資産。目標利回り:3.0%。
今月は、別記事でも触れました、我が家では車の買い替えを行いました。下取りなどを差し引いた実際の持ち出しは約230万円となりました。(ちなみに、どこから出てきたのか妻のへそくりから家族口座へ大きな補充があり、驚かされました・・・😊)
こうした大きな支出もあり、今月の総資産は前月比で約188万円(マイナス0.8%)の減少となりました。 長期バケツがマイナス93万円となっていますが、こちらの主な要因はソーシャルレンディング(COZUCHI等)の元本回収(約100万円)によるものであり、計画通りの資金移動です。また、相場の調整局面を活用し、リバランスを兼ねて長期バケツの買い増し(全体の1%程度)も行いました。
市場価格の変動や車の買い替えもありましたが、短期・中期の「守りのバケツ」を全体の約61%と厚めに確保しているため、総資産全体への影響は極めて軽微に抑えられています。
さいごに
今回の記事では、10月の収益レポートとポートフォリオの最新状況をお届けしました。
- 10月の確定収益:約11.4万円。ブログ収益やソシャレン配当、債券クーポンが手堅く貢献。
- 未確定損益(含み益):前月比で約56.7万円の減少。先進国株は堅調だったものの、日本株やゴールドが調整。
- ポートフォリオの対応:ソーシャルレンディングの残高を計画通り圧縮。守りのバケツが資産全体のクッションとして機能。
会社を退職し、ブログを立ち上げてから1年。試行錯誤の連続でしたが、こうして毎月のキャッシュフローが生み出されるおかげで、相場に一喜一憂することなく過ごすことができました。
11月も周囲の値動きに振り回されることなく、ルールに沿って淡々とポートフォリオのメンテナンスを続けていきたいと思います。


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