著者:モンチ(投資歴25年・運用資産2億円/インデックス×社債で完全FIRE)
以前のブログで、「FIRE後の社会との繋がりが妻に依存している」「無職になると社会から孤立してしまうのでは……」という個人的な危機感を記事にしました。そういった事情もあり、人間関係をいろいろと模索している最中ですが、実は昨日、私が参加しているオンラインコミュニティ「FIRE研究所」の大阪メンバーで、リアルなオフ会を開催しました!
もともと私はパリピのようなウェーイ系の性格ではありません。コミュニティ内ではチャットでの文字のやり取りはあったものの、「初対面の人たちと上手く話せるかな……」と、向かう電車の中では少し緊張していました。
しかし結論から言うと、同じ価値観を持つFIRE達成者たちと過ごす時間は、控えめに言って最高に楽しいものでした。
本日は、パリピじゃない50代おじさんが初参加したオフ会の様子と、そこで白熱したリアルな情報交換の中から、役に立ちそうな話題をピックアップしてお届けします。
平日昼間の梅田集合!パリピじゃない50代おじさんの挑戦
グランフロント大阪で4時間があっという間
今回のオフ会は、コミュニティ内のオンライン雑談会で「大阪にいる人で集まろう!」という話が進んでますよと教えてもらったのがきっかけです。
平日の真昼間、12時に梅田のグランフロント大阪に集合し、まずは有名な「近大マグロ」のお昼ご飯を堪能。その後、場所を移動して見晴らしの良い席でデザートとお茶を楽しみました。

オンラインコミュニティ内での何気ない話題や、「次回はこういうオフ会にしたいね」といった話で大盛り上がり。12時から始まって、気がつけば16時。なんと4時間もぶっ通しで語り合っていました。大人になってから、こんなに時間を忘れるほど話し込んだのは、本当に久しぶりのことです。年に数回、地元の友人たちと飲み会をしますが、4時間通して話し続けることはそうそうないと思います。
集まったのはどんな人?全員FIRE達成済みの濃いメンバー
コミュニティには未FIREの方も半数いますが、今回はたまたま私を含め4名全員が「FIRE達成済み」でした。仕事のストレスから解放された皆さんなので、「大人の余裕」を醸し出している方ばかりです。
すでにKindle出版をされている方、古いツテから「FP事務所を立ち上げてみないか」と誘われて準備を進めている方。さらには、現役時代に超バリバリ働いていたので休憩して旅行に行きまくっている方など。それぞれが自分なりのペースで、充実したFIREライフを過ごされているお話を聞き、私自身も非常に大きな刺激を受ける一方、「あれ、自分って何も誇れる活動してないかも・・・」と少し焦ってしまいました。
さすがFIRE達成者!「お金」の話でも盛り上がれる。
個別株から株主総会まで。FIRE民のリアルな投資事情
普通の飲み会では、お金の話で盛り上がることはそうそうないと思います。たまに投資をやっている人と話が合うことはあっても、深い話にはなりにくいものです。しかし今回のオフ会は、全員がFIRE達成者。「お金と投資」の話をしても全員がついてこれるどころか、熱く語り合える。
「あの個別株が面白い」「こんなマニアックな米国ETFを持っている」「この前、あの企業の株主総会に出てきたよ」など、普段の生活では絶対にできないディープな投資話が飛び交いました。
お金の話を気兼ねなく、マウントの取り合いにもならずフラットに語り合える。これは、FIREコミュニティならではの贅沢な時間だと感じました。
年金は「繰り上げ」か「繰り下げ」か?オフ会で出た結論
そして今回、FPの知識を持つ方も交えて話が合ったのは、「年金」の話題です。
少し前の記事にも書きましたが、オンラインコミュニティー内で「年金は繰り上げるほうがいいのか、繰り下げるほうがいいのか」という話題が盛り上がり、チャット上では、「早くもらって投資に回す」という年金繰り上げ派の意見がたくさん書き込まれていました。ちなみに私は「繰り下げ派」です。
しかし、このリアルなオフ会での結論は少し違いました。
議論の末に出たのは、「年金は長生きリスクに対する『保険』の意味合いが強いから、やはり繰り下げて受給額を増やしておくのがいいのでは」という意見です。さらに、障害年金は非課税だから金額だけを考えるならば最強だよね、といったFPレベルのガチ議論まで飛び出し、思わず唸ってしまいました。
私自身も以前、自分の寿命や加給年金を加味したシミュレーションを行い、「繰り下げる」という記事を書きましたが、他のFIRE民と意見をすり合わせることで、自分の戦略への自信が深まりました。
▼私が以前行った年金の記事はこちら


お金以外のリアルな悩み。「家族への説得」と「夫婦の財布」
お金より難題?家族へのFIRE報告と子供への投資教育
そのほか、面白くて役立ちそうなものとして挙がったのは、家族関係といったリアルな話です。
「パートナーにどうやってFIREしたいと持ち出したのか?」「反対されなかったのか?」という話題は、FIREを目指す人にとって最大の関門ですよね。
また、今回はお子さんがいらっしゃる方が2名おられ、「子供への投資教育」についても話題に上がりました。一方は「子供(と言ってももう大人ですが)も自ら投資をしている」というご家庭。もう一方は「子供には投資の話は全然していない」というご家庭で、見事に真っ二つに分かれていたのが非常に興味深かったです。
意外と多い「夫婦別財布」問題。我が家の場合は?
家族とお金の話で意外と多かったのが、「夫婦で別財布で管理している」というケースです。
資産効率だけを論理的に考えれば、夫婦で一緒の財布にして一括運用する方が複利の効果も得やすく有利だと言われています。しかし、リアルな生活においては「投資方針の違いでもめない」「お互いの自由を尊重する」という意味で、別財布という選択肢はかなり有効なのかもしれません。
ちなみに我が家の場合、結婚してからの給与などは「家族のお金」として共有管理し、メインの銀行口座に入れています。一方、私が結婚前から持っていた資産は「個人資産」なので頑張って死守し、妻への相談なしに好き勝手に投資しまくっています(笑)。
以前、家族の共有資産も投資に回そうとして妻に大反対された経験があるため、この「夫婦の財布を分ける・一緒にする」というテーマについては、また別の機会にじっくりブログで検討してみたいと思います。
▼家族の共有資産を投資しようとして反対された時の赤裸々な記事はこちら
広がる「交流」の箱。焙煎コーヒー体験や次回の京都開催!
以前のブログで、私は自分の趣味を「強化・癒やし・交流」の3つの箱に分類した際、「交流の箱が妻ただ一人に依存しており、空っぽだ」ということに気づいたという記事を書きました
▼FIRE後の趣味と「3つの箱理論」について書いた記事はこちら
しかし今回のオフ会を経て、私の「交流の箱」は満たされました!
というのも、単にご飯を食べて終わりではなく、「これからのワクワクする計画」が次々と生まれそうだからです。
例えば、「次回は名古屋圏の人も巻き込んで、京都あたりで開催しようよ!」という話とか、別件で動いているコミュニティ内で作った本を「文学フリマ@大阪」に出店しようという計画に便乗してオフ会しようとか。
さらに、次回は「コーヒー飲み会」になりそうな予感です。
今回の参加者の中に、意外と意識高い系のコーヒー好きが半数(と言っても2名ですが)おり、「次は生豆の焙煎から体験できるコーヒーショップに行こうよ!」という話で大いに盛り上がりました。
さっそく、この4人のダイレクトメッセージ内では、水面下で次回の企画がスタートしています。利害関係のない大人たちが、純粋な趣味や興味で集まれる。これぞまさに最高の「大人の部活動」です。
さいごに
今回、初めてFIRE民のオフ会に参加してみて、改めて「同じ価値観の仲間を持つことの重要性」を痛感しました。
お金の計算も大切ですが、退職後に「今日一日、誰とも話さなかった」という虚無感を防ぐためには、会社以外のサードプレイスが必要だと改めて気が付きました。




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