新NISAの暴落で不安な方へ。インデックス投資は「ほったらかし」が最強な理由

資産2億円のほったらかし投資術 投資の基本

 著者:モンチ(投資歴25年・運用資産2億円/インデックス×社債で完全FIRE)

最近、日経平均が大きく上がったり下がったりと、激しい乱高下を繰り返していますね。X等のSNSでも、「新NISAを年初に一括で買ったけど、大丈夫?」といった不安の投稿をよく見かけるようになりました。

このブログを読んでくれている方の中にも、ニュースを見るたびに「せっかく増えた利益が減ってしまった」「元本割れしそうで怖い」と不安になり、1日に何度も証券会社のサイトを確認して疲弊している方もいるかもしれません。

結論から申し上げますと、こんな相場が荒れている時、私たちのような長期投資家が取るべき最強の対策は「Buy & Forget(買って忘れる)」、つまり「何もしないこと」です。

今回は、無駄な不安から解放され、目先の相場の荒波に飲み込まれることなく、心穏やかに老後資産を育てるための心構えについて記事にします。

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インデックス投資や新NISAの暴落で不安になる「2つの原因」と私の失敗談

日々の値動きで心がすり減ってしまう不安の正体は、「情報過多」と、相場を「近視眼的」に見てしまうことの2つだと思います。

ネットニュースやSNSでは、不安を煽るような過激な表現を多く見かけますが、そういった情報に触れ続けると、人は「損をする恐怖」を感じて不安に陥りやすくなります。

偉そうなことを言っている私ですが、昔から立派な心構えを持っていたわけではありません。2008年の「リーマンショック」の時は、毎日不安で経済ニュースに張り付き、1日に何度も画面を開いては「昨日は〇〇円戻した、今日はxx円下がった…」と一喜一憂し、含み損に青ざめていました。
毎日チャートやニュースばかり気にしていて、結果的に精神衛生上まったく良くありませんでした。そして当たり前ですが、それで運用成績が良くなるわけでもありませんでした(笑)。

その苦い経験があるからこそ、過剰な情報は長期投資にとって毒になると痛感しています。

【期間別チャート比較】目先の暴落はノイズ!長期投資は「何もしない」が正解

投資を始めた時期、つまり「チャートを切り取る期間」によって、今起きている下落の見え方は異なってきます。短期的には大きな暴落に見えても、長期のトレンドで見れば、ただの小さな調整に過ぎないことが多いと思います。

以下、期間を変えたチャートを掲載していきます。

・今年(2026年)から新NISAを始めた方の視点

今年の初めから大きく値上がりしたものの、直近の急落で年初と同じ水準に戻ってしまいました。「せっかく増えた利益が一瞬で消えた!」と、最も不安に感じている状態かもしれません。

・2024年の新NISAスタート時から始めた方の視点

日経平均が33,000円台だった頃からのスタートです。そこから56,000円超えまで急騰した中での、一時的な調整です。この期間で見れば、今の暴落は「まあ、少し下がったかな」という些細なものに見えていると思います。

・2018年の旧つみたてNISAスタート時から始めた方の視点

当時は23,000円台からのスタートでした。途中にはコロナショック(2020年2月下旬から3月)という暴落もありましたが、長期で見ればしっかりと右肩上がりで成長しています。ここまでくると、今の下げは「ノイズ程度」に見えるかもしれません。

いかがでしょう。
「長く相場に居続ける」ことこそが、暴落に対する最大の防御ということだと思います。

【実績公開】旧つみたてNISAを5年分「ほったらかし」にした運用成績

「インデックス投資の正解は何か?」ということを考えると、「積立設定をしたら、あとは忘れることかなぁ」と私個人的には思っています。

人間の感情を排除し、相場の良し悪しに関わらず機械的に一定額を買い続ける「ドルコスト平均法」が確実に資産を成長させる土台になります。

「そうは言っても、あなたは、本当にやっているの?」という声が聞こえてきそうなので、私の旧つみたてNISAの状況を貼っておきます。

つみたてNISAの結果、投資額: 1,966,647円、時価評価額: 4,621,134円

私に特別な投資能力があったわけでも、優れた相場観があって売買したわけでもありません。

この期間には、世界中がパニックになったコロナショックなどの大暴落もありましたが、ただ単に「自動積立の設定をして、あとは気にしない」だけです。設定した後は、値動きを忘れて日々の生活を過ごしていただけです。

【暴落対策】荒れ相場を無傷で乗り切る!FIRE達成おやじ流「情報断食」3つのルール

では、実際にこの「Buy & Forget」を実践し、荒れ相場を無傷で乗り切るための「情報断食」のルールを3つご紹介します。

証券会社のアプリはスマホの奥底へ隠す

毎日残高を見て「今日は〇万円減った」とため息をつくのは、今日限りでやめましょう。
証券会社のアプリはスマホのトップ画面から消し、フォルダの奥底に隠してください。いっそアンインストールして見られないようにするのも有効な手かもしれません。

XなどSNSの「暴落煽り」を真に受けない

XなどのSNSで「今が底値!全ツッパ!」「暴落だ!早く逃げろ!」と騒ぐ声は、私たち長期投資家にとってはただのノイズです。
本当に長期投資している方もいるかもしれませんが、実際には投資していない(ポジションを持っていない)人が投稿している場合も多いと思います。老後資金をしっかり守りたい私たちが、そのような熱狂の渦に乗る必要はまったくありません。

経済ニュースから距離を置き、日常を楽しむ

相場が荒れている時は、経済ニュースも投資ブログも見ない(でも私のブログは見てほしいですが…苦笑)。
それくらい投資からスッパリと距離を置いて、ご自身の日常を大切にしてほしいと思います。

さいごに

今回のポイントをまとめます。

  • 株価の乱高下による不安は、近視眼的なチャートの見方と「情報過多」が原因。
  • 長期で見れば暴落はノイズ。自動積立して「ほったらかし」にするのが一番強い投資法。
  • 相場が荒れている時こそ、「情報断食」で自分の心を守りましょう。

相場の動きは誰にもコントロールできません。しかし、自分の「時間」の使い道と「心」の平穏は、自分でコントロールすることができます。

ちなみに、私は今でも株価のチェックはしていますが、それはあくまで「ブログのネタ集め」として見ていて、価格自体はまったく気にしてません(むしろ相場が激しく乱高下すると不謹慎ながら「おお、ブログのネタができたぞ!」と思うぐらいです)。

これから起きるかもしれない株価の乱高下は無視して、ご自身の趣味の時間をゆったりと楽しむようにしてください!

コメント

  1. ワガハイ より:

    こんにちは。今回の記事とnoteの最新記事を読みました。
    いつも読ませていただいてます。資産継続計算ツールも使ってみました。
    どうやら自分は○ぬまで大丈夫そうです(でもなかなか思い切ってお金を使えない)。
    自分は今54歳でリタイア7年目ですが、中資産?(5000万前後)で勢いでリタイアし、リタイア直後は労働収入がなく、資産収入も微々たるものしかなかった(配当金年60万程度)ので、とにかく投資収入拡大が必要だったため、生活コストを抑えて投資にフルベットにならざるを得ませんでした(じゃあ働けよって突っ込みはなしの方向で)。
    今は配当金のみで生活できるところまで来たので良かったですが、なんせ個別株9割・インデックス1割の攻めすぎポートフォリオなんで、ここ最近の大荒れ株式市場はスリリングそのものです。
    見ないふりしたい気持ちもありますが、ちょっと楽しくもありますね😁。
    これからも楽しく読ませていただきます。

    • モンチ モンチ より:

      ワガハイさん、ブログとnoteを読んでいただき、しかもツールまで使ってくださりありがとうございます。

      5000万円からの勢いでのリタイア、そして「働かずに生活費を抑えてフルベット」という覚悟、凄まじいですね!
      (もちろん「働けよ」なんて野暮なツッコミはしません(笑))
      そこから見事に配当金生活まで到達された行動力は本当に素晴らしいと思います。

      私のブログでは「暴落時はアプリを隠して見ない!」と書いていますが、
      個別株9割でも「スリリングで楽しい」と言い切れるワガハイさんの強靭なメンタルには脱帽です😁

      「思い切ってお金を使えない」というお悩み、FIRE民あるあるで激しく共感します。
      これからはお互い少しずつ「お金を楽しく使う練習」もしていきたいですね。

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